らんしのしんら

2019年7月18日 (木)

コンプレックス・・・

落語を一生懸命稽古していて・・。
かなり積極的に寄席や落語会に通うようになって痛感すること。
僭越を承知で言わせていただくと、落語を演るという点では、それなりのレベルだと自負していますが、どうしてもプロには敵わないところがある。
それは「声」です。
声も比較的大きいので、聴きやすいとか分かりやすいとか言われてはいますが、到底プロには敵わない。
声の音色(艶)、大きさ、強さ(圧力)、これには「時間」が必要です。
「時間」が作り上げ、練り上げ、磨き上げて、醸し出してくれるもの。
だから、もう私には手遅れです。
昨日の「三越落語会」でも、林家きく麿さんも三遊亭圓丸さんも、とてもよく通る、素敵な声でした。
あんな声が欲しい・・・。
無駄な抵抗かもしれませんが、大きな声を出して稽古を続けることでしょう。

2019年7月15日 (月)

「百川」と1人カラオケ

「深川三流亭」が終わりました。
この数ヶ月、1人カラオケ店で稽古して来ました。
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4ヶ月で30回。
「牛ほめ」「長短」「長屋の花見」「五百羅漢」そして「百川」を、発表会に合わせて。_20190715_1055092_20190715110001
かなり稽古の回数を稼いだ感じがしますが、「それなら早く仕上がっていただろうと」言われると・・・?
かえって、今までよりギリギリまで追い込まれた気がします。
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ただし、本息(本番と同じ声とリズムと仕草)の演読は、しっかり出来ていたと思います。
とにかく繰り返し演読をしましたから。
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本番5日前までは、全く高座本を覚えにかかっていませんから、とにかく【話にならないくらい噺になっていない?】という惨状でした。
物凄く不安でした。
とうとう白旗を揚げなくてはいけないかと。
いよいよ追い込まれて、通しでやったのが2日前。
勿論ボロボロ。
しかし、部分的にやれば、何とか言葉は出て来る。
ところが、キーワードが出て来ないことがあるのが心配。
・・・そして本番。
あれっ?   言葉は、かなり自然に出て来る。
キーワードでは、一ヶ所で「常磐津」がすぐ出て来ませんでしたが。
これで良いのか?
かなり不安とストレスを感じるが。
うん、これで良い、この空間の稽古は捨て難い!

2019年7月14日 (日)

ワンランクアップ

落語の稽古のために通い続けている1人カラオケ店の会員ランクが上がりました。
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今までのゴールドからプラチナへ。
やはり、気を使わずに大きな声を出すことが出来ますから、これからも続けて行きたいと思います。

2019年5月29日 (水)

これからの噺

今年もまもなく半分。
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これから、どんな噺にチャレンジしようかと思案にくれています。
◇第15回お江戸あおば亭(18/11/23) 「短命」
◇第1回ケアハウス落語会(18/12/24) 「長短」
◇第12回深川三流亭(19/1/26)   「天災」
◇第3回そや寄席(19/3/2)       「長短」
◇第18回千早亭落語会(19/3/23)  「長屋の花見」
◇第4回おひろめ寄席(19/4/21)   「長短」
◇第16回お江戸あおば亭(19/5/25) 「五百羅漢」 
                      ・・・と今まで。
7926c18ec3f846139b46eda62a451200_2 これからは・・・、
◆第13回深川三流亭(19/7/13)     「百川」
◆第1回圓窓創作噺を聴く会(未定)  「父帰る」
◆第2回ケアハウス落語会(19/10/6) 「牛ほめ」
◆第17回お江戸あおば亭(19/11/23) 「品川心中」
◆第14回深川三流亭(20/1)      「愛宕山」
◆第3回高石神寄席(未定)      「時蕎麦」
◆第18回お江戸あおば亭(20/5)        「寝床」
◆第15回深川三流亭(20/7)      「唐茄子屋政談」 
◆第27回OB落語会(20/9)             「船徳」
◆第19回お江戸あおば亭(20/11)  「算段の平兵衛」
_20190519_144734495x663_3・・・あくまでも夢と希望。
実現の可能性は、おそらく50%にも満たないでしょうが・・。

2019年5月27日 (月)

「五百羅漢」で得たもの

いつも来てくださる、落研を創部された先輩の同期の方で、いつもやや辛口のコメントをされる大先輩が、握手を求めてくださって「良かったよ」と・・・。
かなりの冒険をした高座でした。
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私は、自らが出演するだけでなく、落語会をプロデュース(大袈裟ですが)する立場にあります。
プロではありませんから、テーマを掲げたり、個別の演目のリクエストはしません。
基本的には、出演してくださる人の申告どおりにします。
それぞれが、自分の気に入った噺を存分にやっていただくことにより、前向きな会になるからです。
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それでも、無条件ばかりだと、噺がついたり、変化がなくなったりしますから、適宜、他のメンバーのネタ出しを見てから、自分の噺を決めるようにしています。
今回は、最初のエントリーでは、「粗忽長屋」「お化け長屋」「粗忽の釘」「小言幸兵衛」・・・。
長屋と粗忽でついてしまうものが多い状態でした。
そこで、志ん志師匠のご尽力で、遠慮がちだった方にも入ってもらい、「三味線栗毛」と「宗論」と「初音の鼓」も加わりました。
さらに、寝蔵師匠が「粗忽の釘」から「宿屋の富」に変更してくださり、バラエティに富んだ演目が揃いました。
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さて、私の演目は・・・。
皆さんのネタ出しを見て、人情噺をやろうと。
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落語を覚えるというのはどういうことか。
高座本(ネタ帳)を読んで、一生懸命覚えて(暗記して)、それに仕草(所作)を加えて・・が、通常のプロセスかもしれません。
しかし、師匠や他の噺家さんから常々言われているように、「寿限無」や「金明竹」や「蝦蟇の油」など、必ず丸暗記しなくてはならない部分のある噺を除いて、決して活字で覚えない(暗記はしない)。
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そのためには、正面から読み稽古を覚えよう(暗記しよう)としないで繰り返すことだと思います。
もし、高座本を使うなら、高座本と違う表現や語句を使う場合に、それを控えておくぐらい。
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読んで行くうちに、自分の引き出しの言葉を、頭の中に自然に刷り込んでいく作業です。
だから、「覚えた」という実感はない。
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自分の言葉で作り上げる途上で、高座本で使われている言葉だけでなくて、演出やストーリーを変えて行くことも。
そして、一旦、高座本で覚えていることは極力忘れて、全体の流れを俯瞰して、自分の言葉で語る。
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当然、しどろもどろ、噛み噛み、テンポがバラバラ、感情移入が出来ません。
しかし、それを繰り返していくと、自分の経験や料簡が出て来てまとまって来る。
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しかし、台詞や仕草は決めずに、高座(本番)で、その時の感情で出して行く。
「五百羅漢」は、後半の熊さんとおさきさんと寺の和尚の台詞は、全く固定せずに、その場面で、その時の勢いやテンポで、その時の雰囲気や感情で、その3人のいずれかに喋らせる。
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噺を進行するための説明をする地語りは全てカットして、台詞と仕草だけでやる。
これは緊張するけれども、はまれば実に楽しい。
だって、生きた登場人物が、自分の中にいるんですから。
その領域を実感させてもらえた高座でした。

2019年5月21日 (火)

「三流亭流三」を見つけた!

ツイートされていた、アマチュアの落語会のプログラムの中に、「三流亭流三」を見つけました。
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        ↑ 流三さんは「千両みかん」です。
私は、昨日の午前中は「落語っ子連」の稽古、午後には寄席文字作品展に行って神保町をうろうろしていました。
持ちネタに「千両みかん」はありません。
確か 、某大学の落研にも"同姓同名"がいたはずです。
誰でも考えつく名前なんですね。
お互いに互いに足を引っ張らないようにしないと。

2019年5月20日 (月)

守・破・離

学生時代に4年間落研に在籍し、社会人になってからはほとんど落語から離れていたものの、13~14年前に戻って来ました。
落研からのご縁で、直後から、大看板の三遊亭圓窓師匠から指導を受けるようになりました。
落語を「聴く・演る・読む(書く)」ことを通じて、落語に対する思いはさらに強く深くなりました。
「落語が上手くなりたい」。
10年近くなる頃から、師匠から言われた「落語を活字で覚えない」ことを念頭にして来ました。
間もなく、持ちネタが50になります。
すぐには出来なくても、ちょっと準備をさせてもらえば、全て演ることが出来る自信も芽生えています。
千利休の「守破離」という言葉が、とても心に響くようになりました。
「守破離」というのは、もとは千利休の訓をまとめた「利休道歌」にある、「規矩作法 り尽くしてるともるるとても本を忘るな」を引用したものとされている。
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修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから始まる。
師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。
さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。
このようにして新たな流派が生まれるのである。
「本を忘るな」とあるとおり、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならないということが重要であり、基本の型を会得しないままにいきなり個性や独創性を求めるのはいわゆる「形無し」である。
「型がある人間が型を破ると型破り、型がない人間が型を破ったら形無し」と語られる。
十八代目中村勘三郎の座右の銘「型があるから型破り、型が無ければ形無し」としても知られる。
個人のスキルを表すため、茶道、武道、芸術等、あるいはスポーツや仕事等々において様々な成長のプロセスに用いることが出来、以下のように当てはめることができる。
【守】:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。
    ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
【破】:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
【離】:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。
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落語でも、こんなふうに例えられてもいました。
【守】:古典落語を忠実に表現することができる。
【破】:古典落語をより面白くアレンジすることができる、あるいはよりわかりやすく表現することができる。
【離】:経験を活かし新作落語を作ることができる。あるいは、落語から進化した新たな芸風を作ることができる。
・・・古典落語、新作落語ということではなく、知識や技量のないのに、「落語だ」なんて言って、大ネタやくだらない笑いをやって悦に入っている人に聞かせたい。

2019年5月10日 (金)

ランクアップ

3月から入り浸り始めた「1人カラオケ」。
5回行ったので、「BRONZE RANK」に格上げされました。
そして、その後もせっせとさらに10回通い続けた甲斐があって、「SILVER RANK」にランクアップ出来ました。
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さらに上のランクに行くには、さらに10回行けば「GOLD RANK」です。
5月25日の「お江戸あおば亭」まで・・・、何回か行かないと間に合わないかもしれません。

2019年5月 1日 (水)

令和元年

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「令和」が始まりました。
私も、「昭和」「平成」「令和」の3時代を生きることになります。
我が人生の黄昏(終・つい)となる(であろう)「令和」は、僅かな時間しか残されていませんが、せめて世俗の邪念を振り払って、落語に埋もれた余生にしたいと思います。
結局、何も残すことが出来ていませんから・・・。
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良い時代になりますように。

 

2019年4月26日 (金)

カラオケ生活?

3月の「千早亭落語会」で、「長屋の花見」をやるのに、稽古不足で追い込まれて、藁にもすがる思いで行ってみた1人カラオケ。
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・・・これにもはまりました。
3月23日の「千早亭落語会」の稽古のために通いました。
3月14・16・20・21・22日と、9日間で何と5日も・・・。
そしてその後は、4月21日の「おひろめ寄席」と5月の「お江戸あおば亭」などのために。
4月以降に、2・5・9・16・23日の5日間。
ここでは、「百川」と「長短」と「五百羅漢」を。
脇からは、オタクに見えると思いますが、本人は必死です。
「千早亭」を休会した分、1人だけの稽古になりますが、毎週火曜日には行くようにしようかと。

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