落語・噺・ネタ

2017年3月27日 (月)

これからの演目

eye私の持ちネタ50席と師匠の高座本500巻とどちらが早いか!
・・・そんなことを師匠と"約束"してしまったこと。
そして、丁酉の干支の今年は大ネタにチャレンジを!
・・・つい勢いで宣言してしまったこと。
そんなことを"忖度"して、今後の演目の整理をしてみました。
  5月13日(土) おひろめ寄席  怪談牡丹燈籠(お露新三郎)
  5月27日(土) お江戸あおば亭 おせつ徳三郎(刀屋)
  6月10日(土) 南行徳落語会  未定[他の演目を見てから]
  7月[未定]   深川三流亭   父帰る[菊池寛原作・師匠脚色]
  9月30日(土) 千早亭落語会  水神[菊田一夫作]
 11月25日(土) お江戸あおば亭 芝浜
  1月[未定]   深川三流亭   柳田角之進  
  3月[未定]   千早亭落語会  火事息子

半分ぐらいしか実現できないかもしれませんが、ネタ下ろしが6席ありますから、来年3月までには40席をクリア出来るでしょう。
勿論、"数"ではなくて"質"が肝心なんですが・・・。

2017年3月20日 (月)

不孝者

shock情けない話、初めて高座本を離れた稽古です。
前半部分は、うろ覚えのままで。
後半部分は、高座本をちょっと覗き見ながら・・・。
不孝者
師匠からのアドバイスは、「(旦那は)いませんよ」と、2度言う台詞の区別をつけることと、狭い部屋の場面だから、あまり大きな声で喋らないようにと・・・。
まだまだ、台詞がこなれていないどころか、覚えて腿いないので、細かな部分への配慮が出来ていません。
あと5日で仕上げないと。
筋やキーワードだけ覚えていて、その場で(即興で)演ずるのは、とても難しいですが、楽しくもあります。
活字で落語を覚えない・・・・。

2017年2月21日 (火)

へぇ、そんな人が・・

pencilまたまた談四楼師匠のツイートです。
さすがに、多くの本を出版されているだけあって、とても面白い。
店と蔵が火事で灰燼に帰す。
女房が患い娘を吉原に売るも、そのカネをスリに取られ、最早これまでと男は首をくくる。
『鼠穴』の佳境だが「わかっててもハラハラするね」の声がある一方、昨夜、初ナマ落語の客が立腹したという。
「真剣に聴いてたら夢だったなんてバカにするな」と。
落語の力は凄いなあ。

世の中には、落語を聴いて腹を立てる人がいるんですね。
「落語を聴くのはよそう。また夢になるといけねぇ」とでも言いたいのでしょうか?

2017年1月18日 (水)

圓生師匠の「不孝者」

musicYouTubeで、圓生師匠の「不孝者」を聴きました。
観客のいない録音、恐らく「圓生百席」の音源だと思います。
観客がいないので、全体にゆっくりとした語り口調です。
https://www.youtube.com/watch?v=oFpZ9VLiyUs
圓窓師匠も、この圓生師匠をベースにされているはずですが、圓生師匠の方が、全体的にあっさりしている感じがしました。
素人には、圓生師匠の方が演りやすいのかもしれません。

2017年1月16日 (月)

不孝者

bottle3月の「千早亭落語会」では、「不孝者」という、これまたあまりポピュラーではない噺にチャレンジします。
元々は上方の「茶屋迎い」という噺を、六代目三遊亭圓生師匠が、舞台を江戸に移して改作したものだそうです。
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https://www.youtube.com/watch?v=oFpZ9VLiyUs
下男の清蔵が帰ってきた。
「若旦那と日本橋の山城屋さんに行ったのだが、謡いの会があるからそれを聞いたら帰るので、 遅くなるので私だけ先に帰ってきた。後でお迎えに行きます」
「素謡いか、楽器が入るのか?」
「太鼓が入って派手にカッポレなどやっていました」
「顔を見せなさい。顔に”お金をもらって嘘を吐いています”と書いてある。顔をこすってもダメだ。2分もらったな」
「いいや、1分だ」。
「上がった場所は柳橋か。橋を渡った先の”住吉”か」
清蔵と着物を交換して頬被りをして、下男として柳橋の住吉にやって来た。
迎えに来たと告げたが、若旦那はもう少し遊びたくて、下の空き座敷に旦那をほうり込んだ。
女中が若旦那の差入れだとお銚子と肴を事務的に持ってきた。
「バカ野郎。親をこんな部屋に通して。この酒だって若旦那からだと言うが、回り回って私の懐から出るんだ。あれは私を清蔵だと思っている、かぶり物を取った時の驚いた顔を見るのが楽しみだ」
突然、一人の芸者が部屋を間違えて入りかけてきた。
「ちょっと待ちなさい。お前”琴弥(きんや)”ではないか」
「・・・まぁ〜、旦那じゃありませんか。どうしたんですその格好は」
「これには訳があって・・・、ま、襖を閉めてこちらにお入り。嬉しいね、ここでお前に会えた上、お酌してもらえるとは・・・。綺麗になったね」
「やですよ。私はお婆ちゃんです」
「お前がお婆ちゃんなら、ここの芸者はみんなお婆ちゃんだ。それより青臭さが取れて、
大人の魅力がいっぱいだ。ところで、今は世話をしてくれる旦那がいるのだろ」
「いえ、私は一人ですよ」
「それは芸者の決まり文句だ。いいよ、ここは二人っきりだから」
「怒りますよ。私を捨てたのは旦那ですよ」
「捨てませんよ。分かれたのは本当だが・・・。ま、聞いておくれ。あの当時は請け判を押してしまったせいで、店が危なく人手に渡る所だった。間に入ってくれた人が、こんなときに女を囲っていたのでは周りがほっておかない、それで手切れ金を持たせたが、本当は私が持って来たかった。それでは心が ぐらついてしまうので番頭に持たせた。
お陰で店も立ち直ったが、その心労でどっと床についてしまった。
幸いに、元気を取り戻し、お前に会いたい気持ちが高ぶってきたが、逢って新しい旦那を見せつけられたら、私は苦しい。それできっぱりとお前の事はあきらめた。それ以来遊びも止めて、女っ気は何も無いんだ。ところで、どうしてお前ほどの女に旦那がいないのだ」
「本当は若い旦那が付いてくれたのですが、その男は2.3ヶ月後から遊び始めて、私の心をズタズタにしたのです。これではいけないと別れて、その後は恐くて旦那を持つ気にもなれなかったのですが、女ですね〜、寂しい夜もあるでしょ、悲しいことや辛いことを聞いてくれる人が欲しいのは本当なのです」
「そうか、本当に一人なんだ。分かりました。こう言っちゃなんだが、お前を世話するぐらいの力はある。色気抜きで、お前の相談相手になってやろうじゃ無いか」。
「旦那、嬉しいじゃないですか。昔を思い出しませんか」
「何か有ったかい」
「箱根から湯河原に回って、熱海で梅を見たでしょ。あの梅は忘れませんよ」
「そうだったな。あの頃はお前も側に居てくれて、力もあってドンドン仕事をしたもんだ。これからは仲良くいこうじゃないか。昔馴染みっていいもんだ」
「旦那、今度いつ逢ってくれます?」
「明日はイケナイが明後日にしよう。分かった、そこに行くよ」
「旦那、ホントに約束ですよ」
「それより、私が行ったら若い旦那が出てきたりして・・・。痛いな、そんなとこツネったら」。
しなだれかかる女の化粧の匂いとビンのほつれ毛、島田が傾き、肩に掛かる旦那の手に力が入る。
「お伴さ〜ん、若旦那がお帰りですよ」
「・・・(二階を見上げて)この不孝者」。
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これは難しい噺です。
男と女の柵(しがらみ)を描き、後半はいわゆるラブシーン(濡れ場?のようなもの)もあります。
お互いに、一途に思い合えるなんていいですね。
そして、災難関は、一言で決めなくてはならないオチ。
今まで、私が意図的に避けて来た分野です。
これも、上方→圓生師匠→圓窓師匠→永久・・・という訳。
師匠は高座本を校正されて、
「男と女の、いい噺であるのは言うまでもない。」とブログでコメントされています。
驚いたことに、3年ほど前に、羽織っ子連の要亭貴尾さんが、この噺を演っておられるようです。
当時、ご本人曰く 「女が女を演るって、難しいですね」だったと、師匠のブログ。
師匠が、「男遊びをしなくちゃね」と冗談で返す。
貴尾さんは、「救いの腕」「三井の貸し傘」など、持ちネタが重なりますが、今回は、私の方が後からということになります。
それぞれに、それなりの人生経験を重ねて来た男と女の、一途と言うかピュアな触れ合い。
こんなふうに私はなりたい。(でも相手がいない・・・トホホ。)

2017年1月 1日 (日)

今年のおもな高座予定

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今年の抱負でも・・・と言いますか、今年チャレンジしてみたい噺を挙げてみたいと思います。
既に、ある程度日程が想定出来る落語会で、どんな噺に挑戦をするか。
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とにかく、私にとっては「丁酉(ひのととり)」の区切りの年ですから、初心に還りつつも、大胆なチャレンジもしてみたいと思います。
「お前の噺は面白くない。マンネリだ。ワンパターンだ」と言われるのも承知です。
 ◇ 1月 深川三流亭      人情八百屋
 ◇ 3月 千早亭落語会      不孝者 
 ◇ 5月 おひろめ寄席     怪談牡丹燈籠
 ◇ 5月 お江戸あおば亭    柳田格之進
 ◇ 7月 深川三流亭      揺れるとき
 ◇ 9月 千早亭落語会          火事息子
 ◇11月 お江戸あおば亭    芝浜
・・・まだ未確定ですが・・・。

2016年12月10日 (土)

さぁどうする?

来週の土曜日は、家内が習っているハングル語の先生からの依頼での高座の予定。
さぁどうする?
みんなで飲食しながら、子どももいて、離席や出入りも頻繁の調理室が会場のようです。
さぁ、何を演ろうか。
開口一番では、ちょっと軽い噺にして、もう一席は?
「二番煎じ」「一人酒盛」「牡丹燈籠」・・・。
さぁ、どうする?

2016年12月 3日 (土)

「花筏」のネタ本

bookオフィスの机の整理をしていたら、「花筏」のネタ本が出て来ました。
「花筏」のネタ本
思えば、今から6年半前、「OB落語会を花の都で」という夢が叶い、「第1回お江戸OB落語会」を旗揚げした時の私の演目。
「花筏」のネタ本
当時は、師匠に指導を受けていましたが、師匠の高座本でなく、元々学生時代からの持ちネタだったので、自分でPCで作ったものでした。
・・・懐かしい。
あの時の写真・・・、若いなぁ。

2016年11月27日 (日)

人情八百屋

人情八百屋
師匠が、「人情八百屋」の高座本をまとめた時のコメントです。
この噺はーーー。
二人の孤児を引き取った鳶の所へ、八百屋が「あたしに引き取らせてください」と名乗り出た。
さぁ、鳶の夫婦、八百屋の夫婦が孤児を囲んで問題をどう乗り越えるのか。
この人間の生き様を演者がどう考え、どう表現しするか。
編集して、ドキドキワクワクした。
あたしが故談志さんから教えてもらった唯一の噺。

・・・まさに人情とは何かを問う噺だと思います。
今日の稽古会で読み稽古をしましたが、軽くやってみようと思ったのですが、そういう訳にはいきませんでした。
思わず涙が流れて来ました。
師匠から、「鳶のおかみさんの刺青の部分はカットしたの?」と。
かなりインパクトがあって、師匠は聴かせどころみたいにおっしゃいました。
・・・確かに。
もう一度全編を見直してみようと思います。

2016年11月21日 (月)

歩き稽古

mapleこんなにズボラで粗っぽい稽古があるでしょうか?
歩き稽古
日比谷公園を歩きながら、高座本を思い出しながら、ストーリーを繋げて行くという・・・。
歩き稽古
台詞も仕草もあったものではないし、そもそも全く覚えていないから言葉が出て来ない。
これじゃあ、聴いてくださるお客さまには伝わらない。
越後屋が泣きますよ・・・。
紅葉や落ち葉は綺麗でした。maple

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