これは大変面白い(興味深い)。
「オンライン版えどはく寄席」の配信で、三遊亭金馬・金時親子の対談です。
金原師匠の芸談として、とても参考になる、貴重な内容だと思います。
(新サイトに投稿していますが、ここにもまだいくらか容量が残っていますので)
⇒ https://ameblo.jp/motch-10413
最近のビッグニュース。
62年もの間空席になっていた、大名跡「春風亭柳枝」復活と言う朗報。
八代目の遺族が、後継者の襲名に首を縦に振らず、直弟子の1人「三遊亭圓彌」師匠も襲名が叶わなかった・・・。
圓生・志ん生・柳枝の落語協会の大名跡の復活はもうないのか・・と思っていた部分もありましたから。
この点も踏まえて、九代目を襲名することになった春風亭正太郎さんの師匠の正朝師匠が、詳細にツイートしていました。
正太郎が真打に昇進することが決まりました。
来年3月下席より、九代目春風亭柳枝を襲名する運びとなりました。
ツイッター、フェイスブックに書きましたところ、思いがけず多くの人からお祝いのメッセージ等をいただき、少々驚いています。
少し遅くなりましたが、このブログで謹んでごあいさつ申し上げます。
今月初・・・というか、本当に久しぶりの生の落語会です。
落語界で唯一「芝居噺」をやっていらっしゃる林家正雀師匠。
落語会というより、この芝居噺を記録に残すための撮影会です。
コロナウイルスの影響もあり、20名限定という、大変贅沢な会でした。
当然、昼・夜の両方に申し込みました。
【昼の部】
◇「真田小僧」 金原亭馬久
◇「真景累ヶ淵・水門前」 林家正雀
【夜の部】
◇「近日息子」 金原亭馬久
◇「鰍澤」 林家正雀
・・・いやぁ、実に良かった。
何か、歴史的な企画に立ち合えた気がします。
幕末の三遊亭圓朝から明治・大正の三遊一朝、昭和の八代目林家正蔵(彦六)師匠から平成・令和の林家正雀師匠へと連綿と受け継がれた芝居噺。
やはり、いつまでも残して欲しいものです。
鈴本演芸場チャンネル昼の部。
昨日は、新真打が5人入っていて、やや質の問題もありましたが、今日は通常の香盤に戻った顔ぶれです。
昼は、新作落語系の人が複数いますが、開口一番で贔屓の小辰さんが出ますから。
昨日の志ん吉さん、今日の小辰さんは、楽しみにしている若手です。
◇「真田小僧」 入船亭小辰
◆ 太神楽曲芸 翁家社中
◇「幇間腹」 柳家小志ん
◇「星野屋」 春風亭正朝
◆ 浮世節 橘家橘之助
◇「野ざらし」 春風亭百栄
◇「新聞記事」 春風亭一之輔
◆ 動物ものまね 江戸家小猫
◇「抜け雀」 柳家さん喬
中入り
(対談 鈴木席亭・春風亭百栄)
◆ 漫才 ニックス
◇「たがや」 古今亭菊丸
◇「猫と金魚」 柳家甚語楼
◆ 紙切り 林家正楽
◇「鉄の男」 柳家小ゑん
鈴本演芸場チャンネルを視聴して、色物さんは同じ出し物(ネタ)が多いのは分かりますが、過去の配信と演目がだぶる例がいくつかあります。
普通の興行なら気になりませんが、回数も限られ、映像も記録に残るので、噺家さんには、当日のネタ帳ではなくて、今までの分も見て選んで欲しい。
例えば、「野ざらし」は昨日の柳勢さんが、「たがや」は一朝師匠が、「新聞記事」は正蔵さんがやりましたから。
落語をあまりに知らない人には、多くの演目を聴いてもらいたいし。
昼の部も愉しく聴くことが出来ました。
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