噺家さん・芸人さん

2018年12月14日 (金)

落語と言うのは

ear柳家小三治師匠が、こんなことを仰っています。
落語というのはセリフをしゃべっているのでなくて、その人、その人の気持ちに瞬間、瞬間なっていく。
セリフは気持ちの現れですから、セリフから気持ちが入っていくんじゃなくて、気持ちからセリフが出てくるもんだと、わたしは思っています。

要するに、演じるのではなくて、登場人物そのものになることなんだと思います。

2018年12月12日 (水)

80歳以上の噺家さん

think東京かわら版の「東都寄席演芸家名鑑」が刊行されたからか、長老の一角の三笑亭笑三師匠が亡くなったからか、東京の4つの団体の噺家さんで、80歳以上の師匠の一覧表がツイートされていました。
最高齢の桂米丸師匠(93歳)から三升家小勝師匠(80歳)まで。
80歳以上の噺家さん
この中で、橘家圓平師匠以下の落語協会の師匠は、全員が1973年(3月・9月)に真打昇進された方々です。
前年まで落語協会の会長だった三遊亭圓生師匠から柳家小さん師匠になったタイミングで、一挙に20人が真打に昇進して話題になりました。
これが、数年後の分裂騒動に繋がって行くのですが、約45年の時間は、この時の新真打の方々を長老にしてしまいました。
だから、今やほとんどの師匠方が、真打というのが、芸が出来上がっている人の地位ではなく、これから芸を高めて看板を大きく出来る可能性のある人(と親孝行の人)の地位になってからの人たちになったということです。
相変わらずお元気で、寄席だけでなくテレビでも活躍している師匠、寄席をきっちり勤めていらっしゃる師匠も多いのですが、中には、最近拝見しない(拝見する機会が減った)師匠もいらっしゃる。
噺家さんの場合は、生涯現役ということですから、いつまでもお元気でご活躍いただきたいものです。

2018年12月11日 (火)

三笑亭笑三師匠の訃報

shadow三笑亭笑三師匠が、10月24日に肺炎のため亡くなっていたそうです。
享年93歳。
今日、落語芸術協会から発表されました。
1925年10月28日生まれ。
早稲田第2高等学院在学中に学徒動員として出兵。
激動の時代の中、復員後に落語家に。
46年に八代目三笑亭可楽師匠に入門し「三笑亭可寿美」。
50年に「柳亭春楽」と改名。
54年に二代目三遊亭圓歌師匠門下へ移り「歌風」と名乗った。
60年に可楽門下へ戻り「三笑亭笑三」に改名。
61年に真打昇進。
77年に協会の理事に就任。
十八番は「安全地帯」「異母兄妹」「大師の杵」「悋気の独楽」など。

多くの新作落語も生み出し“ハイカラ”な師匠でした。
落語芸術協会の香盤は、同い年の桂米丸師匠に次いで二番目。
ちなみに、三番目は「三遊亭遊三」師匠です。
「三笑亭笑三」「三遊亭遊三」、そして「三流亭流三」。
(上方に「笑福亭福笑」という方がいらっしゃるかもしれません。)
右(上)から読んでも、左(下)から読んでも同じだという高座名。
その回文仲間?がいなくなってしまいました。

2018年11月23日 (金)

天使近影

我が天使たちの様子です。
天使近影
娘の子たち(天使①と天使③)の近影。
七五三のお祝いをしたそうです。
2人とも元気に成長している様子です。
ジイサンの身体にガタが来ても仕方ありません。

2018年11月21日 (水)

腹黒くない

karaoke円楽師匠、とても良いコメントだつたと思います。
jj
「落語議連」設立の記者会見で。
談志師匠が、落語は最高のイリュージョンだという言葉を残したが、落語は最高のエンターテインメントだと思っている。
たった一人でいろんな人間を描きながら、地域というものがあり、人が生き生きとしていて、悪いことをしたら大家さんにしかられて、隣近所があって、困った人がいたら助けてやる、そういった今、日本になくなってしまった部分が落語にはまだまだ残ってるんですね。
それを楽しみながら、政治に生かせとはいいませんが、教育に少し生かしていただき、日本人をもう一度思い出させていただける、そんな機会にしていただきたい。

会見終了後のインタビューでも一言。
落語にもギャグやくすぐりはあるが、枝葉末節で笑わせているのではない。
国会を見ていると、ただの揚げ足取りや、ちっちゃなところを突っついて、面白がっているこ
とがある。
やっぱり国を論じ、政策を論じないといけません。

その通り!

談志が死んだ日

paper確か、今日は立川談志師匠のご命日です。
7年経ちました。
まだ、談志師匠が各方面から様々に評価されているのが、理解・実感出来ずにいます。

2018年11月14日 (水)

2回目出場決定

karaoke興味もないので、恐らく視聴することもないと思いますが。
年末の紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。
最近では、知らない歌手の数の方が多くなった気がします。 
  2回目出場決定
その中で、去年初出場、2回目の出場が叶いました。
良かった良かった。おめでとう。

2018年11月13日 (火)

落研オジさん

sun春風亭一之輔さんが、何かのコラムで、とても面白いコメントをされています。pen
【春風亭一之輔の直球&曲球】
演説スキル以上に参考になる
 政治家は落語の「芯」を理解して
今、落語を一席覚えて人前で披露する人が急増中だ。
私もカルチャーセンターで講師をしたことがある。
たいていの生徒さんは素直に受講してくれるのだが、タチが悪いのは元『落研』のオジさん。
私がなにか指摘すると明らかに不服そうな顔。
どうかすると「(三遊亭)圓生師匠はこの演出でおやりになられてましたが、なにか?」とか言い出す始末だ。
「うるせーよ!」である。
言わないけどね。
「まじすか! 先輩っ! まだ自分若いんでいろいろ教えてくださいっ!」と言うと『落研オジさん』は喜んで昔話をしてくれる。
オジさんはヨイショに弱い。
かくいう私も元『落研』なので、オジさんの気持ちがよく分かる。
いくつになっても落語が好きなのだ、オジさんは。
今度、自民党の有志議員で落語の議員連盟を立ち上げるらしい。
「落語家の間の取り方などが演説の勉強になる」とか。
たしかに幹事長になるという小泉進次郎さんはよく寄席に来るなぁ。
『落語議連』では「落語文化の次代継承について議論」するという。
「若者に落語を聴いてもらうには?」とか「落語界活性化のためには?」とか話し合うのか?
本当? 
好きな落語家・親交のある落語家の発表会みたいな、上っ面な寄り合いで終わらないでほしい。
やるなら落語界全体のためになるよう本腰入れて頼みます、小泉さん。
あと政治家には「演説のスキル」としてのみ落語を聴くんじゃなくて、もっと「内容」を聴いてほしい。

・・・かくいう私も、典型的な「落研オジさん」ですね。
気をつけなくっちゃぁいけません。
ただ、私が幸運なのは、師匠の方が年長で、しかも押しも押されぬ大看板で、圓生師匠のお弟子さんだと言うこと。
さすがの「落研オジさん」も、到底敵いませんから、素直にアドバイスを受け入れることが出来ます。
それにしても、国会議員の先生方の動きについては、私もコメントしましたが、一之輔さんの仰るとおりですね。

2018年11月 2日 (金)

来年秋の真打昇進

sunbud落語協会の来年秋(2019年9月下席から)の真打昇進がリリースされました。
  ◇柳家わさび(柳家さん生門下)
  ◇柳家喬の字(柳家さん喬門下)
  ◇初音家左吉(初音家左橋門下)
  ◇柳家ほたる(柳家権太楼門下)

・・・の4名の真打昇進が決まったそうです。
4人とも、入門したばかりの初々しい頃を知っていますので、実に隔世の感がありますよ。
「あぁ、真打になるには、これくらいの時間(年数)がかかるんだ」と実感出来ます。
私の落語徘徊も、それだけ時間が経過したということですね。
特に、よく権太楼師匠を聴いていましたから、前座名ごん坊のほたるさんは。
まだ子ども子どもしている感じで、「大丈夫かなぁ?」って、とても心配になりました。
権太楼師匠も「最後の弟子だ」なんて仰っていました。
おめでとうございます。

2018年10月19日 (金)

違うと思うなぁ。

annoyジュリーの公演ドタキャンは、本人の意思だったようです。
「客席がスカスカの状態でやるのは酷なこと。『ライブをやるならいっぱいにしてくれ、無理なら断ってくれ』といつも言ってる。僕にも意地がある」と自身が中止を決断したことを明かした。
開場時刻の午後3時半まで事務所、イベンター会社から予定通り開催するように土下座で懇願され、押し問答となったが、最後まで首をたてに振らなかった。
「今回はできませんと1分でも早くお客さんに伝えてほしかった。僕が帰らないと収まらないならと、3時45分くらいに帰った」と説明。

・・・確かにジュリーは大スター(だった)です。
プライドもあるでしょう。
しかし、入りが悪いという理由だけで、もう観客(ファン)が大勢集まっているのに?
スターでも、いや大スターだからこそ、違うと思うなぁ。
そりゃぁ、空席が目立つのは腹立たしいでしょう。
きっと契約書では、何人動員するとかが謳われていたのだと思います。
だから、動員出来なかった主催者は、必死で土下座をして懇願したんでしょう。
ジュリーのプライドが大きく傷ついたことでしょう。
でも、それは主催者の読み間違いと、本人の集客力の問題で、ピュアなファンには全く関係ないこと。
しかし、きっと、熱狂的なジュリーファンは、こういうことも許してしまうんでしょうか?
噺家さんなら、たとえ観客が1人だけでも、大切なお客さま。
その現実を受け止めて、そのお客さまに満足してもらうようにするでしょう。
それが"人の道"だと思いますが。
アーティストは違うのかな?
ジュリーのイメージが悪くなったことは確かです。
「勝手にしやがって」って。
そんなに入りに神経質になるなら、大きなアリーナではナシーナにして、例えば池袋演芸場でやれば、間違いなく超満員の札止めになりますよ。

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