師匠

2017年10月22日 (日)

師匠から

happy01稽古が始まる前に、師匠とのお喋り。
必死になって「三段なぞかけ」をやっている私に、新たなプレッシャー?
「あたしのPCの古いデータを見ていたらね・・」と。
「都々逸を作り合っていたことがあってね。それも、七・七・七・五の頭を、当時あたしがやっていた五百噺にちなんで、"ご・ひ・や・く"で始めるんだよ」・・・。
思わず、「師匠、それじゃその都々逸もやってみますか」と言ってしまいました。
そもそも都々逸なんて考えたこともないのに加えて、「ご・ひ・や・く」で始めないといけませんから(^o^;)
でも、トライしてみようかと思います。
そもそも「都々逸(どどいつ)」とは、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804年-1852年)によって大成された、口語による定型詩。
七・七・七・五の音数律に従います。
元来は、三味線と共に歌われる俗曲で、音曲師が寄席や座敷などで演じる出し物で、 主として男女の恋愛を題材として扱ったため情歌とも呼ばれる。
七・七・七・五の音数律に従うのが基本だが、五字冠りと呼ばれる五・七・七・七・五という形式もある。

こんなのがありますよ。
・惚れて通えば 千里も一里
                  逢えずに帰れば また千里
・この酒を 止めちゃ嫌だよ 酔わせておくれ
                  まさか素面じゃ 言いにくい
・浮名立ちゃ それも困るが 世間の人に
                  知らせないのも 惜しい仲
・ついておいでよ この提灯に
              けして(消して)苦労(暗う)はさせぬから
・あとがつくほど つねっておくれ
                  あとでのろけの 種にする
・あとがつくほど つねってみたが
                  色が黒くて わかりゃせぬ

・・・出来るかなぁぁ?

2017年10月 3日 (火)

寄席のこと

event先日の「千早亭落語会」の楽屋で、師匠から「正面を切る」とか視線の話をいただいた時、師匠が、「こういうものは、ホール落語のような場所ではなかなか身につけられない」というような趣旨のことを仰いました。
それを聞いた私は生意気にも、「師匠、やはり寄席というのは噺家さんに必要ですよね。芸を披露する場所としてだけではなく、ある意味では稽古の場所でもありますよね。以前、師匠が鈴本演芸場のお席亭と議論されたことも聞いたことがあります」なんて。
「寄席はネタ下ろしをするにも格好の場になるんだよ」と師匠。
「そう言えば、(師匠が三越劇場80周年で披露された)"三井の貸し傘"も、三越落語会で披露する当日の浅草演芸ホールの昼席で、まず"試運転"されてからお演りになったんですよね」
師匠ご自身も、かつて落語協会分裂騒動の時は、落語協会を脱退して戻るまでの2年ぐらいは、寄席に出られなかったご経験がありますから。
さらに生意気にも「今、寄席に出られず、ホール落語を中心に活動している団体や噺家さんがいて、それなりに人気のある噺家さんも大勢いますが、私から見て、寄席に出ていない分、落語が雑だと思います。文楽師匠の仕草が丁寧で綺麗だったのは、寄席だけでなく、お座敷で鍛えられたんでしょうか?」
「そうかもしれないね」
単なる場所、スペースだと言うなら、ホールでも小劇場でも、落語を演ることは出来ますが、その根本や素地や了見を作るのに、師弟関係や寄席というのは、時代を越えて不可欠なものだと思います。
そう言えば、師匠の総領弟子の吉窓師匠のところに入門して見習いだった小吉さんが、寄席の楽屋入りが許され、いよいよ今月から前座修行を始めているはずで、先月の稽古の時、師匠に「おめでとうございます」と申し上げたら、嬉しそうな顔をされていました。

2017年8月12日 (土)

新曲浦島

師匠の出囃子「新曲浦島」の蘊蓄です。
   新曲浦島
長唄曲名。
1906年2月文芸協会発会式に開曲。
作詞坪内逍遙、作曲 13世杵屋六左衛門、5世杵屋勘五郎。
坪内逍遙が新楽劇論を提唱するとともに,その具体例として公にした「新曲浦島」の序曲。
雄大な海原を描写した変化に富んだ名曲で,船唄をはじめ聞かせどころが多い。

・・・ってなことを、師匠が説明されました。
いい曲ですね。
「お江戸あおば亭」では、トリの時は「中の舞」、それ以外は、師匠の「新曲浦島」か、立川談志師匠はの「木賊刈り」を使わせてもらっています。
「学士会落語会」では、三遊亭圓生師匠の「正札付き」を使わせていただきました。
この曲目選びも楽しいものです。

2017年8月 6日 (日)

師匠と

clip稽古が始まる前、師匠と二人だけの時、8/2現在の「NAZOKAKE」をプリントしてお渡ししました。
全員が考えたなぞかけが468題になりました。
まぁ、駄作やなぞかけになっていないものもありますが、落語の勉強にもなりますし、師匠が選んでくださって、適宜高座本に載せてくださるそうです。
師匠と
それから、最近お邪魔している、他の連の発表会の感想を、私なりに報告しました。
特に、多くの連での共通点だった出囃子の使い方については、師匠も、「一つ一つの噺は個人だが、落語会全体がショーみたいなものだからね」と、仰っていました。
「出囃子なんかも、誰か手の空いている人に頼むってんじゃ、ダメなんだよね」。
まさにその通りだと思います。
ひいては、お客さまにベストな環境で聴いていただくことにほかならない訳ですから、手を抜いてはいけないということでしょう。
それから、高座本の注文(申込)用紙を新しくしたので、これを使って、8冊注文しました。
落語っ子連のメンバーからリクエストのあった「居残り佐平次」など。
・・・とうとう「居残り・・」をリスエストされてしまいましたから。

2017年7月29日 (土)

小噺のこと

flair小噺について考えました。
小噺のこと
広場亭落語会で、師匠がマクラで触れられたのが、「芸を盗め」ということ。
勿論、一般論として仰ったのですが、私には「いいか、良く聴いておくんだぞ」と聞こえました。
そこでお演りになったのが、浅草の観音様の仁王様の小噺。
「臭もの(曲者)ぉ~」「へ(屁)へへ、臭う(仁王)かぁ~」の、有名な小噺です。
小噺は難しいとは言われるものの、短いので、どうしても軽視しがちなものです。
師匠は、この小噺を、細かな仕草や感情を込めた台詞と仕草で熱演されました。
今まで、こんな渾身の小噺を聴いたことがあっただろうか?
この小噺は、私も「花色木綿」で演っています。
師匠、確かに、盗ませていただきました。
ありがとうございます。

2017年7月23日 (日)

師匠の表情

happy01師匠の嬉しそうな表情です。
師匠の表情
なかなかお似合いです。

師匠のファッション

denim師匠の今日のファッションです。
師匠のファッション
着物姿ではなく、"Season in the sun"ですから。

2017年7月19日 (水)

シャンソン落語

karaoke扇子っ子連の千早亭早千さんが、先日の日曜日に「シャンソン落語」のコンサートを開
きました。notes
シャンソン落語
私はお邪魔出来なかったのですが、第5回目となり、常連のお客さまも増えて、盛会だったそうです。
シャンソン落語
師匠もご出演され、アンコールでは、二人満面の笑みで客席に応えたということです。

2017年7月15日 (土)

師匠と

scissors稽古場では、始めのうちは師匠と2人だけだったので。
まずは、作り続けている「NAZOKAKE」の最新版(200題)を渡しました。
師匠から、先日お渡ししたのを読んでくださっていて、「(中にはボツのものもあるけれども)高座本に適宜載せて行くから」。
なぞかけの作り方のコツも、改めてご伝授いただきました。
例題、「鶯とかけて、お葬式と解く、その心は、啼き(泣き)ながら、梅(埋め)に行きます」。
それから、地口は、全く同じでは野暮だそうで、敢えて1字だけ違うのが粋な洒落になるそうです。
なるほど、言葉遊びですから。
それから、女性が落語をやること、やる演目について、私の考えを話しました。
例えば、「不孝者」は、柳島芸者の琴弥の女心を語ろうという人がいるようですが、全く見当違いだとか。
男が男の目(立場)で、男を主人公に、男が演じて来たのが落語です。
従って、師匠の高座本で、女性の心を女性が演じられる訳がありません。
表面的には出来たように見えても、かなり的外れのはず。
「不孝者」は、男の了見や切望で、男心を描いていることが分からないと、全く説得力は出て来ない。
宝塚の男役と、歌舞伎の女形の違和感の話題も。
早く、女性が、女性の目で、女性を主人公に、女性が演じる噺が出来ないといけないと思うんです。
それから、落語に対する姿勢について。
やはり、お客さまに受け入れられる芸でなくてはいけない。
その人だけの独り善がりではダメなんです。
楽しいひとときです。

2017年7月11日 (火)

師匠に「NAZOKAKE」を

memo「NAZOKAKE」をプリントアウトして、師匠に手渡しました。
とりあえず、なぞかけ【117題】分です。
師匠にNAZOKAKEを
師匠、嬉しそうに笑いながら「作ったねぇ・・」。
私の「おせつ徳三郎」の稽古の時も、チラチラ見てくださっていたようで。
私の稽古が終わると、「この噺のはまだ作ってないの?」
「確か作ったはずですが・・・、あ、師匠、31番目です」
【刀屋とかけて、銀行と解く、その心は、真剣( 新券)を置いて鞘(利ざや)で勝負します】・・・。
師匠、「これだけあれば小冊子になる。(今月23日の師匠の喜寿の)祝賀会で出そうか」って。

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