落研

2018年5月27日 (日)

大変嬉しい講評

昨日の「火事息子」は、自分では納得の行かない出来だったので、やや意気消沈していました。
瞬時に登場人物になりきることの難しさと、言葉の引き出しの足りなさを痛感しましたので。
先輩からも、一つダメ出しを受けましたから。
そんな中、談亭志ん志師匠のご贔屓の方が、「火事息子」の感想を寄せてくださったそうで、それを私にも転送してくださいました。
【火事息子について】
高校2年の時でした。
TVで先代馬生の火事息子をやっていました。
それまでも落語は好きでしたが、人情噺より滑稽噺の方を好んでいたようです。
この時の馬生は迫力がありました。
(後期の枯れすぎた演出ではなかった。)
私は生まれて初めて、落語を聞いて涙してしまいました。
母親が、短い法被の裾を引っ張って必死に彫り物を隠す息子を見て、ただ「きれいだね」と言ったのです。
私は涙を流しながらも、その意味が分かりませんでした。
母親の、理論理性を超えた一途の愛をそこに見たのだと今になって思います。
今日の火事息子は、それを思い出させてくれました。
ありがとうございます。
金願亭乱志さんに、拍手、拍手。
・・・大変光栄なコメントに、身体が震える思いでした。
終演後の楽屋で、南亭蕪生師匠が「人情噺にしたんだね」と仰いましたので、「はい。圓窓師匠が人情噺でお演りですので」と答えました。
私は、後半の父親と母親の、息子に対する対照的な姿を描こうと思いました。
父親の「前へ出ろ!」と、母親の「(彫り物が)綺麗だね」をキーワードにしました。
息子を思う父と母の違いを明確に描きたかった。
そして、それぞれを聴き手に納得していただきたかった。
父親の業、母親の業の違いを人情噺にして語りたかった。
「理」と「情」、「厳格」と「寛容」。
親ゆえに、根底に流れている、形こそ違え、子に対する深い思いを。
ですから、本当に嬉しいコメントでした。
そして、これからの大きな励みになりました。

くすぐり

あまり自慢出来ることではありませんが、マクラで何気なく言ったくすぐりが、楽屋でもかなり受けたようです。
世の中、色々変わって来ましたが、最近、とんでもないことが起きて「一大事」を、「日大事」と言うようになったそうです。
・・・。

厳しいコメント

落研を創部された時のメンバーのお一人、愉し家弁痴師匠から、コメントを頂戴しました。
いつも、私に限らず、出演者に講評してくださり、厳しいことも仰ってくださいます。
「文七元結」のですが時は、初めて褒めていただきました。
そこで、昨日の「火事息子」。
可もなく不可もなくというニュアンス・・ということは、本人も自覚しているところでしたから・・・。
「あ、一つだけ言わせてもらうとね・・」と、切り出されたのは、「乱志さんはマクラで、『もう一席お付き合いいただき、泣いてもらいます』って言ったね。あれは良くない。泣かせることを最初から言ってはいけない」と。
実は、私も意識したものでした。
どんなもんだろうと、入れた部分でしたから。
あぁ、やはり違和感があるんだなと、痛感しました。
素直に「ありがとうございます」と、お礼を申し上げました。
次は褒めてもらおう。

2018年5月26日 (土)

お江戸あおば亭グラフィティ

お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
お江戸あおば亭グラフィティ
今回も大盛況でお開きにすることが出来ました。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。

春亭右乃香先生から

春亭右乃香先生から
寄席文字の春亭右乃香先生から、綺麗な生花が届きました。
いつも寄席文字をお願いしている「H先生」のお師匠さんです。
様々な方々からご支援をいただき、本当に感謝で一杯です。
ありがとうございます。

乱志

やはり、まだまだダメでした。
恐らく、今までで1、2を争う酷いものでした。
やはり、その時の言葉、瞬間の言葉選びで噺をして行くには、根本的なベースが不足していることを痛感しました。
しかし、このチャレンジは、これからも続けて行かないといけないと思いました。

多趣味亭狂楽師匠

多趣味亭狂楽師匠
多趣味亭狂楽師匠
「お江戸あおば亭」には初出演の狂楽師匠、「ぞろぞろ」と寄席の踊り「奴さん 」を披露してくださいました。
名古屋には、多くの有力なOBがいらっしゃって、交流も活発だそうで、その代表みたいな形でご出演くださいました。
出演者が固定しがちな中で、大変ありがたいことでした。

談亭志ん志師匠

談亭志ん志師匠
談亭志ん志師匠
「お江戸あおば亭」を何から何まで面倒見てくださっている志ん志師匠。
本当に感謝しても感謝しすぎることはありません。
今回も、開演に至るまで、当日も色々ありましたが、盛況で開催出来たのも志ん志師匠のおかげです。
「志ん志50席」を目指して、今日も珍しい「祇園会」でした。
珍しいし難しい噺です。

杜の家とん平師匠

杜の家とん平師匠
杜の家とん平師匠
食いつきはとん平師匠の「動物園」。
先週の落語っ子連の稽古で、ライオンとトラを言い間違えていたので、期待して?聴きましたが、しっかりしていました。
楽しんでやっているのが客席にも伝わります。
約70名あまりのお客さまに笑いが広がります。

喰亭寝蔵師匠

喰亭寝蔵師匠
喰亭寝蔵師匠
中入り前は、寝蔵師匠の「厩火事」を安心して送り出しました。
先週の落語っ子連の稽古を聴いていますから、自信の流れ。
お崎さんを少し派手目の演出でおやりになったということで、少しペースが上がりました。

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