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2020年7月

2020年7月31日 (金)

文月の落語徘徊

コロナウイルス騒動が続く中で、さらに日本列島を鞭打つような各地の大雨洪水被害。
恒例のイベントやお祭りも中止や延期となって、去年とは様変わり。
〈今年〉            〈去年〉
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落語っ子連の稽古も、県外在住のメンバーが東京を回避しているので、参加者は少ないまま。
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寄席も、7月から4つの定席は興行を再開しました。
ただし、どの落語会でもソーシャルディスタンスを考えた入場者制限。
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生で聴くことが出来たのは「五街道雲助独演会」と「学士会落語会」。
奇しくも圓朝作の怪談をたっぷり聴くことが出来ました。
雲助師匠は「真景累ヶ淵・豊志賀」。
学士会落語会は林家正雀師匠の芝居噺「怪談牡丹燈籠・幸手堤」。
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コロナウイルスのおかげで盛んになったのが、落語の動画配信です。
古今亭菊之丞さんと林家正雀師匠の配信は、スタートからずっと視聴しています。
それぞれ個性はありますが、良心的な内容がいい。
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そして、今月から「オンライン版えどはく寄席」の配信が面白い。
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三遊亭金馬・金時親子が全体の進行役で、落語だけではなく色物も含めた寄席芸が配信されています。
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9月には、「深川三流亭」を予定しています。
前回(4月)は、泣く泣く中止にせざるを得ませんでしたが、今回は何とか開催したい。
全て、コロナウイルス次第というのが情けない。
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2020年7月27日 (月)

天使④の誕生日

今日は、息子の次男(天使④)の満3歳の誕生日です。
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遠く(西宮)に住んでいるのと、何よりもコロナのおかげで、なかなか会うことが出来ません。
しかし、子ども成長は早く、すくすくと成長して、トイレトレーニングも順調だとか。
5月に妹が誕生したので、お兄ちゃんになっているそうです。
3年前の今日は、梅雨も明けていて暑く、誕生の知らせを出張先の大阪で聞いて、天満天神にお参りに行ったのを思い出します。

2020年7月24日 (金)

母の誕生日

今日は、世が世であれば、オリンピックが華々しく開会される日のはずでしたが・・。

それとは全く関係なく、母の満89歳の誕生日です。

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昨年は「米寿」で、母と我々夫婦と妹夫婦で、施設の近くの富士山の全景が見える店でお祝い会をしましたが、今年はコロナウイルスのおかげで、都民の妹は面会すら出来ません。

朝から、妹をはじめ、家内、娘、息子の嫁からお祝いメールを続々受け取って、それはそれで感動してくれたようです。

電話とメールで喜んでいました。

それでもと、あまり派手には出来ませんが、日比谷花壇の花を「子・孫・曾孫より」で贈りました。

2020年7月23日 (木)

三遊亭金馬師匠

これは大変面白い(興味深い)。

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「オンライン版えどはく寄席」の配信で、三遊亭金馬・金時親子の対談です。

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金原師匠の芸談として、とても参考になる、貴重な内容だと思います。

 

2020年7月22日 (水)

新曲発売日

本日、7月22日、新曲「ゆみごころ」の発売日です。
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ご本人、高校時代に弓道をやっていて、有段者(2段)だそうです。
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どこぞの知事のどこぞの海外の大学の怪しい卒業証書とは違って、これは正真正銘の免状です。
新曲のフルコーラスは、昨日放送された某ラジオ局のアーカイブで何十回も聴いて、覚えてしまいました。

2020年7月19日 (日)

東海道と水戸街道

富士から松戸まで、高速道路や有料道路を使わず、国道1号(東海道)と国道6号(水戸街道)だけを走って帰りました。
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箱根越えは、小学校の修学旅行でバスで東京に行って以来かもしれない。
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天気も回復して、快適なドライブでした。
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渋滞もそれほどなくて、比較的順調でした。
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東京タワーが見えて来たら、「帰って来たぁ」と感じました。
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やっと花の都に着きました。
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道路元標のある日本橋で国道1号線から6号線へ。
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水戸街道からは東京スカイツリー。
富士から自宅まで約170キロ・・・疲れました。

2020年7月18日 (土)

学士会落語会

【学士会落語会 第89回例会】
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◇「子ほめ」                        林家木はち
◇「鮑のし」                        金原亭馬久
◇「茄子娘」                        林家正雀
◇「怪談牡丹燈籠・幸手堤の場 」 林家正雀
◆ 踊り「深川」          林家正雀
                   ~7月18日(土)14時・ 学士会館 202号室

2020年7月16日 (木)

深川三流亭 in ティアラこうとう

~六代目三遊亭圓窓指南「落語っ子連」~
第16回 深川三流亭 in ティアラこうとう(江東公会堂)

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2020年7月14日 (火)

五街道雲助独演会

【五街道雲助独演会~圓朝怪談を聴く】 
◇「寄合酒」                          柳亭市坊
◇「死神」                             五街道雲助
◇「真景累ヶ淵・豊志賀」         五街道雲助
                                 ~日本橋公会堂(日本橋劇場)
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会場を変更して

今夜は久しぶりに聴きに行こうと思います。
コロナ対策で会場を変更して行われるようです。
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間違えないように。

2020年7月13日 (月)

十八番

乱志と流三の十八番です。
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もっともっと増やさなくては。
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師匠に稽古をつけていただいた演目数は60席を超えました。

2020年7月10日 (金)

四万六千日・・・

今年は「四万六千日、お寒い限りでございます」😢
本当は「四万六千日、お暑い盛りでございます」🙌
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賑やかなことが全て中止になった今年、せめて去年のほおずき市の写真でも見て、懐かしがりましょう。
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今日は、その「四万六千日」です。

2020年7月 7日 (火)

去年と今年

地元の人のツイート写真。

今年と去年の七夕の比較。

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勿論、上が去年で下がことしの景色です。

みんなコロナのおかげです。😒💢💢

2020年7月 6日 (月)

【朗報】九代目春風亭柳枝誕生!

(新サイトに投稿していますが、ここにもまだいくらか容量が残っていますので)
    ⇒ https://ameblo.jp/motch-10413 
最近のビッグニュース。
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62年もの間空席になっていた、大名跡「春風亭柳枝」復活と言う朗報。
八代目の遺族が、後継者の襲名に首を縦に振らず、直弟子の1人「三遊亭圓彌」師匠も襲名が叶わなかった・・・。
圓生・志ん生・柳枝の落語協会の大名跡の復活はもうないのか・・と思っていた部分もありましたから。
この点も踏まえて、九代目を襲名することになった春風亭正太郎さんの師匠の正朝師匠が、詳細にツイートしていました。
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正太郎が真打に昇進することが決まりました。
来年3月下席より、九代目春風亭柳枝を襲名する運びとなりました。
ツイッター、フェイスブックに書きましたところ、思いがけず多くの人からお祝いのメッセージ等をいただき、少々驚いています。
少し遅くなりましたが、このブログで謹んでごあいさつ申し上げます。

実は、正太郎の真打昇進が内定したのは、昨年の秋のことでした。もう半年以上前です。
落語協会から連絡を受けた私は、すぐに正太郎に知らせました。

当然、嬉しい知らせには違いありませんが、さほどの感動も無かったように思います。
言うなれば、二人とも「来るものが来た」という感じだったでしょうか。

弟子の真打昇進が決まって私がすぐに考えたのは、名前のことです。
正太郎は平成18(2006)年4月、私のところに来ました。
私にとっては最初の弟子です。
その時に正太郎と名づけて以来、ずっと正太郎のままです。
真打になるに当たって、正太郎ではいささか軽すぎるでしょう、前座名前ですから。と、そう思いました。
師匠として弟子に良い名前をつけてやりたい。なにか良い名前はないかと、ここ何年も考えていました。
実は、我が落語協会には春風亭柳枝という名跡があります。

説明しないと分かりませんが、普通、噺家の名前は遺族がその権利を持つものです。
と言っても大相撲の年寄株のように、お金で売買するようなものではありません(今は相撲界も少々事情が違うようですが)。
権利と言うのは、言わば「誰に継がせるか」という決定権です。

大名跡になればなるほど、その権利者(持っている人)は明確です。
「圓朝の名前は、藤浦さんが預かっている」というように。
八代目春風亭柳枝師匠は、本名が島田勝巳「お結構のかっちゃん」と呼ばれた昭和の名人です。
弟子は、三遊亭圓窓師匠春風亭栄枝師匠、亡くなった三遊亭圓彌師匠がいます。三人とも前座のうちに、八代目は亡くなってしまいました。
命日は 昭和34年10月8日。この時、私は小学校1年生でした。当然、生の高座は知りません。

娘さんが居ます。
柳枝の名跡は、本当なら遺族である娘さんが持っているはずですが、落語協会にその権利を預けられました。
正式に「落語協会が保有している」ということになったのです。

私も、そのことは知っていました。
実はもう十年以上前に、ある寄席関係者の方から「正朝さん、柳枝を襲いだらどうだ」と言われたことがあったのです。
私も一瞬その気になりかけましたが、やはり無理だと結論づけました。
その後、何人かが「柳枝になりたい」とか「柳枝を欲しがっている」という噂は聞きましたが、いずれも具体化するまでは、いきませんでした。

「正太郎に柳枝を襲名させてやりたい」と思いました。
去年の暮れ、ある先輩に恐る恐る話しました。
「ごくごく内々の話ですよ。誰にも言わないでください。あくまでも私の個人的な気持ちだけです。まだ、誰にもこんな話はしてないんですから」と、妙にもったいをつけて、このことを打ち明けました。

すると先輩は 「いいじゃないか。やれやれ。それはいい話だ。俺も後押ししてやる」 と、大賛成してくれたのです。
すぐに正太郎に聞きました。
再来年3月真打になるということだけを承知していた正太郎は、突然「柳枝を襲名する覚悟はあるか」と聞かれ、明らかに驚いていました。
狼狽と言っていいかもしれません。
彼にしてみれば、まさに青天の霹靂だったかもしれません。

しかし、すぐに「許されるなら、襲ぎたいです」と、はっきり言いました。
それからは、トントン拍子でした。
会長の市馬さんも大賛成してくれました。

協会預かりとは言え、娘さんご夫婦は健在です。
仁義として、ご遺族に筋を通さなくてはいけません。
2月、まだコロナ騒動になる前の寒い日でした。落語協会事務局長と三人で、神奈川県のお宅にごあいさつに伺いました。
事前に電話でお話を聞いていてくださったご夫妻は、歓待してくださいました。
「正太郎さんなら、嬉しいです」とまで言っていただきました。 すべてOKです。

3月の理事会で正式に決定して、本来なら4月1日に発表する予定でした。
ところが、このコロナ騒動で、今年の真打披露もゴタゴタしてしまっています。8月から披露興行のやり直しという状況です。
発表のタイミングが延び延びになって、先日の7月1日に正式発表となった次第です。

由緒ある名跡の62年ぶりの復活です。
はっきり言って、正太郎はまだまだ未熟です。今は、とても柳枝と言える芸はありません。すべては、 これからです。
よく言われることですが、真打になるのはゴールインではありません。ようやくスタートラインに立ったということです。

正太郎にとっては九代目柳枝の名前を、これから大きくしてゆくのが使命です。
それにはお客様のご贔屓お引き立てが、なによりも肝腎です。
どうぞ温かい目で見守ってやってください。

新しい九代目春風亭柳枝を、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

・・・改めて、正太郎さん、おめでとう。

2020年7月 1日 (水)

本日より新しいサイトへ

本日より、「乱志&流三の落語徘徊」は以下でご覧ください。
  ⇒ https://ameblo.jp/motch-10413 
        「乱志&流三の落語徘徊」

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今後ともよろしくお願いいたします。

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