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2020年6月15日 (月)

上方落語四天王の本

恐らく、買って読むことはないと思いますが、上方落語本。
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【上方落語の四天王】
六代目笑福亭松鶴、桂米朝、五代目桂文枝、三代目桂春団治。彼らは、戦後間もない頃、相前後して上方落語界に入門した。時には助け合い、また時には競い合って芸を磨き、やがて一世を風靡、四天王と称されるまでになる。滅亡寸前だった上方落語を復興させた功績は大きい。
それぞれに異なる個性・芸風で人々の心をとらえた四天王。
その芸の魅力とは何か?
著者は、実際の演目を例に挙げながら綿密な考察を加え、芸の本質を鮮やかに浮かび上がらせる。
演者の声・口調・間・仕草など細部にまでこだわった分析は、落語口演を聴き続けてきた著者ならではのものである。
四天王への敬愛の念と、その芸への鋭い洞察が光る、画期的な四天王論。
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【上方落語四天王の継承者たち】
戦後上方落語界を拓いた四天王(笑福亭松鶴・桂米朝・桂文枝・桂春団治)の継承者、枝雀・仁鶴・春蝶・ざこば・小米・南光・松葉・千朝・吉朝・喜丸。
彼らは、師の芸を受け継ぎながら、独自の芸風をいかに創り上げていったのか―著者は鋭い批評眼によって、その謎を読み解いていく。
枝雀と仁鶴の意外な共通点、ざこば・南光の芸に息づく米朝・松鶴の芸脈、早世した春蝶・松葉・吉朝・喜丸の人と芸、さらに大阪での立川談志の素顔など、興味深い事実も初めて明らかにされる。
「優れた芸を記録し、広く世に知らしめたい」という想いで綴られた、珠玉の随筆集。
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・・・絶滅寸前だった朱鷺のような状態から、今の隆盛に至るには絶対に外せない4人(四天王)のこと、そしてそれを継承して来た(している)噺家さんたち。
上方落語には詳しくないので、部分的にしか分かりませんが。

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