寄席の至芸
初めて寄席に来た人が、落語はともかく、芸の素晴らしさに感嘆するのは、「太神楽」や「奇術」など、普段は目にすることのない色物さんの芸だと思います。
そして、その筆頭が「紙切り」だと思います。
他の色物は、披露する芸のパターンが決まっていますが、紙切りだけは、お客さん(客席)から紙を切るお題の注文を受けて、即興で短時間のうちに、鋏一本で形を作り上げるという離れ業だからです。
今夜の「鈴本演芸場チャンネル」のライブ配信で、紙切りの第一人者の「林家正楽」師匠。
まずは、鋏試しの「鯉のぼり」。
次からは、ネットで受け付けたお題を、その場で受けて切りました。
「花火大会」「宝塚」「オンライン飲み会」「林家正楽師匠」・・・。
いずれの超難題も、こんなに素晴らしく切りました。
下書きもない真っ白な紙に、愛用の鋏を走らせて。
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