湯桶読みで
寄席文字の橘右之吉師匠が書かれた、「コロナ退散!」祈願の書。
寄席文字というのは、芝居や相撲の文字も同様ですが、縁起を担ぎ、人を集めるためのものですが、今回は追っ払うための渾身の筆です。
「湯桶読み」って言うのは、日本語における熟語の変則的な読み方の一つ。
漢字2字の熟語の上の字を訓、下の字を音として読む「湯桶(ゆトウ)」のような熟語の読みの総称。
「重箱読み」というのもありますが!これは音と訓の順番が逆のパターンを言いますから、同じ意味。
湯桶(ゆとう)は、蕎麦湯を入れる器のこと。
憎き【殺那(コロナ)】を「てめぇ!この野郎!」斜にぶった斬る!
悪霊退散!殺那撲滅!って、新興宗教ではない。
・・そんなに息巻くこともありませんが。
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