大学の入学式
多くの大学の入学式が、新型コロナウイルス騒動のおかげで、軒並み中止になっているようです。
我が母校も、今日4月3日に仙台市体育館(カメイアリーナ仙台)開催予定でしたが、早々に中止が決まっていました。
新入生もご家族も大変残念だと思いますが・・、待てよ。
私が入学した頃は、そもそも入学式はありませんでしたよ。
事務的な入学オリエンテーションは行われた記憶はありますが、確かに入学式はありませんでした。
田舎者の私は、さすが質実剛健の研究第一主義の旧帝国大学、入試の関門を突破した者は拒まないから勝手に(自由に)やって来いということかと、勝手に思っていました。
卒業式は、川内記念講堂(松下記念講堂)で行われて、出席した記憶はあります。
(国立大学の記念講堂は、確か東大が安田講堂、一橋大は兼松講堂という、スポンサーの冠が付いた名前でした。)
調べてみると、期間ははっきりしませんが、1960年代から90年代前半までは、やはり入学式は行われていなかったようです。
(1967年入学の人と1997年入学の人は、入学式はあったということですから、この間がなかったようです。)
特に、正式に記録に残ってはいないようなので、行われなかった理由もはっきりしませんが、どうやら2つ考えられるようです。
まずは、学生運動が激しかったから。
もう1つは、新入生と大学関係者と父兄を収容出来る規模の建物がなかったから。
どちらも、そうであるような、ないような・・・。
いずれにしても、試験に合格したのは間違いないんだから、儀式がなくてもいいじゃありませんか。