落語芸術協会の真打昇進
桂宮治さんが真打昇進するそうです。
落語芸術協会は、二ツ目の桂宮治の2021年2月中席の真打昇進を決定した。
単独で昇進する。
宮治は2008年2月に桂伸治に入門し、12年3月に二ツ目昇進。
同年にNHK新人演芸大賞落語部門大賞を受賞するなど、早くから活躍。
サービス精神満点の爆笑派として、先輩の実力派真打ちと二人会を行うなど活躍の幅を広げていた。
香盤では5人抜きの抜てき真打ちとなる。
同協会での落語家の抜てき真打ちは1992年の現会長の春風亭昇太以来、29年ぶり。
私は、個人的には、芸風も含めて、好きなタイプの噺家さんではありません。
あぁ、単独での真打昇進が続くと言うのは、保奈良井はかくあるべきなのですが、これだけ噺家が増えた今では、単なる人材不足ということだと思います。
”際物”の噺家さんとしては”あり”でしょうが、確か鎌倉の落語会で聴いた「道灌」など、品格を感じない、受けだけを狙った、ストーリーと関係ないくすぐりを入れるために噺を崩すという姿勢は、不愉快さえ感じました。
会長が昇太さんだから、”際物”が”際物”を引き上げたんですね。
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