桜開花の標本木
いよいよ、今日にも東京では桜が開花するかもしれません。
開花の判断をするのが、「標本木」と言われるものだそうです。
桜の開花を発表する際に利用するのが、各地の気象台が観測する「標本木」。
東京なら靖国神社、岐阜県は清水川堤、大阪は大阪城公園内に標本木があるが、気象庁の職員がこれを目視で観測し、5~6輪咲いていれば“開花”となる。
この標本木が選ばれる基準?
「最大の理由は庁舎から“近い”ことですかね。福岡管区気象台のように庁舎内にある桜(ソメイヨシノ)を観測する場合もあります。東京管区気象台(気象庁本庁)の敷地には桜がないため、靖国神社まで行っています」(気象庁担当者)
・・・なるほど、各地の桜の名所ということよりも、気象庁に近いというのが重要なんですね。
だから、東京でも上野や飛鳥山ではなく・・・。
宮城県(仙台)でも、「榴岡(つつじがおか)公園」ということになっていて、市内中心部の西公園ではありません。
榴岡公園は、仙台気象台のすぐ近くです。
・・・「桜」の開花を「榴(ざくろ)」で知る?