樂醉寄席
妹の親友のご主人とのご縁で、贔屓にしている日本酒自慢のお店で、ご常連のお客さんに楽しんでいただく趣向をと声をかけていただいたのが昨年の夏でした。
9月から2ケ月に一度のペースでと始めたのが「樂醉寄席」です。
2回目が11月、そして今回が3回目ということで、前回で"裏を返し"、今回で"馴染み"になりました。
お客さまの中には、かなりの落語通もいらっしゃり、とても刺激になる落語会になりました。
今回も2席を演らせていただきました。
◇「花筏」 三流亭流三
何回か高座にかけていても、その度にお客さまの反応と言うのは違うもので、相撲の呼び出しのマクラは、今まで拍手をいただいていたのですが、今回はしーーん・・・で、やや動揺。
今回の会は、「元結」「結び」というのをキーワードといことで演目を決めました。
ちょんまげの必需品は元結ですから。
この噺は、本編はそれほど長くありませんので、マクラで遊びたいのですが、やや出鼻をくじかれました。
それでも、噺が進んで行くと、徐々に手応えも感じられるようになりました。
そして、オチは皆さん驚いていました。
◇「文七元結」 三流亭流三
さぁ、いよいよ"問題の"長講です。
ある意味で、台詞を覚えずにどこまでやれるのかというチャレンジでした。
すぐ前に座っていらっしゃるお客さまの反応を感じながらですから、それはそれで楽しい高座になりました。
この噺でも、どっと受けるであろうと目論んでいた場面で、何の反応(笑い)もなく、くじけそうになりましたが。
とにかく、出来の良し悪しは敢えて申し上げられませんが、何とか終わらせることが出来ました。
お席亭には喜んでいただけたようで、また次回もオファーをいただくことが出来ました。
実は、噺の出来だけでなく、足腰の痛みがあって心配でしたが、何とか乗り切ることが出来ました。
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