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今年もはや1ケ月が過ぎてしまいます。
今年は暖冬で、基本的には穏やかなお正月になりました。
今月のハイライトは、26日の第3回目になった「樂醉寄席」です。
今回は、「花筏」と「文七元結」でご機嫌をお伺いしました。
おかげさまで、次回のオファーもいただくことが出来ました。
稽古も真面目に通いました。
「落語っ子連・三流亭」は12日と26日。
稽古(演読)した演目は「井戸の茶碗」を2回。
「稽古っ子連・演読亭」は13日と20日。
稽古(演読)した演目は「鬼子母神 藪中の蕎麦」「井戸の茶碗」
落語会にはそこそこ行くことが出来ました。
新年早々3日の亀有での「新春寿寄席」。
5日には、赤坂会館での「赤坂倶楽部初席」で、二つ目の方々の噺を聴きました。
10日には「桂やまと独演会」で日暮里サニーホールへ。
14日は、「渋谷落語(シブラク)」の「(扇辰・馬石)ふたりらくご」。
17日は、いつもの「東京落語会」。
18日は「学士会落語会」で久しぶりの鳳楽師匠。
19日は、佐原で「圓窓創作落語を聴く会」で、真仮名さんと蝶九さんの熱演を聴きました。
28日は、赤坂区民センターで「柳家さん喬・林家正蔵二人会」。
さて、来月以降は、まず2月1日に「そや寄席」。
3月29日は、第4回目の「樂醉寄席」。
4月11日は「深川三流亭」。
そして、5月23日は、いよいよ深川江戸資料館での「お江戸あおば亭」です。
さぁ、明日は「そや寄席」です。
広瀬和生さんの新刊です。
こんな案内が紹介されています。
21世紀早々、落語界を大激震が襲う。
当代随一の人気を誇る、古今亭志ん朝の早すぎる死だ(2001年10月)。
志ん朝の死は、落語界の先行きに暗い影を落としたはずだった。
しかし、落語界はそこから奇跡的に巻き返す。
様々な人々の尽力により「落語ブーム」という言葉がたびたびメディアに躍るようになる。
落語界が一丸となって「志ん朝の死」という悲劇を乗り越える中で「落語ブーム」が訪れ、
それが今の活況に結びついている。
いわば、「すべては志ん朝の死から始まった」のだ。
若者はなぜ、渋谷の落語会にハマるのか?
「落語ブーム」はどのようにして生まれたのか?
本書は、「志ん朝の死」で幕を開けた21世紀の落語界の現在に至るまでの出来事を、
落語ファンとして客席に足を運び続けた立場から振り返り、落語史の折り返し地点とも言える
「激動の時代」の記録を後世に伝えるために書かれたものである。
◎ほぼ毎日落語を聴いている「BURRN! 」編集長だから語れた「落語盛衰記」
◎今聴くべき演者がわかる!
◎"にわかファン"にも最適な一冊!
新型コロナウィルスによる肺炎で大騒ぎになっています。
奈良県在住のバスドライバーが、渡航歴がないにも拘らず、武漢から来日した観光客を乗せて感染したこともあり、関西での反応は東京の比ではないようです。
そんな中で、この男性の「濃厚接触者」が、奈良県内に17人と県外に5人の計22人で、うち1人がやはり発症した女性バスガイドだったということです。
とにかく、厳格な水際作戦が必要だと思います。
ところで、甚だ不謹慎ではありますが、どうも「新型コロナ」もそうですが、「濃厚接触」という言葉も、別のことを想像してしまいます。
「新型コロナが流行ってる?日産は一体何してるんじゃい!」というのは、昭和のオジサンの戯言。
そして、「濃厚接触者」・・・って・・言われると。
「濃厚接触」とは、同居する家族や同じ職場に長時間いる場合を指し、電車ですれ違うようなものは当てはまらない。
一方で、咳やくしゃみの飛沫が及ぶ1~2メートルの範囲は濃厚接触に近いという。
・・あぁよかった。そういうことですか。
勿論・・・濃厚な"その"場合も含まれますが。
それならば、もう少し別の言葉にした方が良いと思うなぁ。
例えば・・・「至近接触」とか「高度接触」とか。
あるいは、接触の程度で「ステージ1」とか「1級接触」とか・・・。
大阪出張の度に、窓に張り付いてスマホのシャッターを押します。
「おい、また富士山の写真かよ」と思われる方もいるかもしれませんが、富士山なんです。
故郷の山なんです。
走行中の新幹線の中から窓越しの景色ですから、シャッターチャンスは限られているし、鉄道のガードや架線や電線や沿線の建物などに邪魔されますから、何枚も撮って、その中からトリミングをしなくてはいけません。
新幹線車内でこの一連の"作業"をしていると、旅の徒然も慰められるというものです。
という訳で、今回は工場地帯を走り抜ける新幹線車窓から見える富士山を出しました。
定番の富士五湖や朝霧高原などから見る、自然のままの富士山とは違う、決して絵はがきにはならない景色です。
新幹線から富士山を眺めて、山の美しさには感嘆しても、工場の借景になっている姿に落胆される人も多いかもしれません。
富士市内には、地元企業だけでなく、大手メーカーの大規模な工場が多くあります。
特に、製紙工場の煙突が目立ちます。
高校時代は、まだ公害問題に揺れていた頃でもあり、特に曇った日には独特の臭いがしましたし、田子の浦港にはヘドロが堆積していました。
今日は、あまり風もなさそうで、穏やかな景色です。
"田子の浦ゆ・・"から見える、富士の高嶺の雪です。
寄席でも時々目にしますが、開口一番から数人聴いただけで出て行ってしまう人。
途中から入って来て、ほんの何人も聞かないうちにまたすぐに出て行ってしまう人。
「時間があるので、ちょっと寄席で時間を潰そう」
「贔屓の芸人さんだけ聴こう」 ・・・なのかなぁ。
しかし、貧乏性でもある私には、ちょっとの時間潰しには寄席に入らないだろうし、いくら贔屓が聴きたいと言っても・・・、寄席の木戸も安くはないんだから・・と解せない部分があります。
百歩譲って、寄席ならばありかもしれません。
しかし、ホール落語でも時々見られます。
昨日もそうでした。
数人で来たグループは、何故か中入り前で帰りました。
彼らが座っていた並んだ数席が空いてしまい、客席はぽっかり穴が開いたようになってしまいました。
・・・事情や都合はあるのでしょうが、そんな聴き方をして欲しくないと思います。
出来れば、最初から最後まで聴いて欲しい。
満席の落語会なら、この人たちのために、本当は最初から最後まで聴きたかった人のチャンスが摘まれてしまうことになります。
芸人さんに対しても申し訳なく思わないのかなぁ。
それから、このグループとは別に、中入りで帰ろうとしている2人組のおばあさんたち。
どうやら、中入りで終わったものと思ったらしい。
正蔵さんもさん喬師匠も出演しましたから。
スタッフに「後半もありますよ」と言われて、「後はどなたが出るんですか?」と尋ねていました。
このお2人は、落語の公演の形(パターン)を知らないようでした。
この落語会の主催者は、プログラムを配布しません。
確かに、この落語会ではネタ出しをしていないので、演目の入っていない受け取った段階では、プログラムとしては完璧ではないかもしれませんが、やはり必要だと思います。
プログラムだと思って受け取ると、全部他の公演のチラシだったりすると、ややがっかりします。
私は、「お江戸あおば亭」も「深川三流亭」も「樂醉寄席」も、公民館などの出前落語会でも、必ずプログラムを作ります。
自分たちの活動の記録でもあり、お客さまへのアピールでもあり、お客さま自身の鑑賞記録でもあるはずで・・・。
カド番で負け越した大関「豪栄道」が引退を発表したそうです。 日本相撲協会は、大関・豪栄道(33)=境川=の現役引退と年寄「武隈」の襲名を発表した。
今後は境川部屋付きの武隈親方として後進を指導する。
自身9度目のカド番だった初場所で負け越し、関脇への陥落が決まっていた。
大関のまま引退するのは2011年名古屋場所の魁皇以来。
通算成績は696勝493敗66休で、大関在位33場所は歴代10位だった。
大変申し訳ありませんが、大関昇進の時もやや甘かったのではと思っていて、1回だけ全勝優勝したものの、「万年カド番大関」というイメージです。
大関昇進ラインは直近3場所で32勝程度なんでしょうが、「12勝-8勝-12勝」でした。
曙以降の大関では、32勝で昇進したのは、千代大海・稀勢の里・豪栄道の3人だけです。
私は、時期尚早だと思いました。
それから、大関を33場所務めましたが、何と驚くなかれ、10勝以上したのは7場所しかありません。
さらに驚くのは、負け越しがこの初場所を入れて10場所もあるんです。
要するに、カド番の場所が9場所あったということ。
大関通算成績は、260勝194敗41休で勝率.573です。
恐らく、そこそこ評価される大関は.600は超えていると思います。
負け越してカド番で何とか逃げて、また負け越してカド番で逃げて・・・そんなの幕内最高位の大関と言えますか?
・・・引退後に名乗る「武隈」という年寄名も気になるんです。
「阿武松」に「武隈」が出て来ます。
後の横綱阿武松となる長吉を弟子にしたものの、大食を理由に破門した人です。
能登の国鳳至群七海村から江戸へ相撲取りを目指して出てきた長吉が、観世新道の「武隈(たけくま)文右衛門」に弟子入りし小車と言うしこ名を貰う。
部屋の米がやけに早くなくなる。
これはおかしいと、おかみさんが見ていたが誰も売り払ったり持ち出す者もいなかった。
小車は、朝の炊いた後の釜底から赤ん坊の頭ぐらいの御焦げのお結びを17-8作り、食前にぺろりと平らげる。
その後お膳に向かって何杯食うか分からない。
それを見たおかみさんが親方に注進。
「あんな奴がいたら食い潰されてしまうよ」と。
それを聞いた親方は小車に「大飯食らいに大成した奴は居ない」と1分の金を付けて破門した。
京橋から板橋、志村から戸田川で渡しを待っていたが、どう考えても国元に面目がない。
戸田の渡しで身を投げようと思った。
貰った1分の金を生かすつもりで板橋の平尾宿へ戻り、橘屋善兵衛の旅籠に投宿する。
「それから身投げしても遅くはないだろう」。
1銭で充分泊まれるのに25銭の金を出して、おまんまだけは良いと言うまで出してくれと頼んだ。
今生の食い納めと食うわ食うわ、2升入りのおひつを3杯空にして、未だ継続中。
余りにも食いっぷりが良いので善右衛門が覗きに行き、事情を聞き、新しい親方を紹介すると言う。
それには月に5斗俵2俵付けるので安心しなさい。
翌朝出かけ、巣鴨の庚申塚を抜け、本郷追分けを通り、根津七軒町の親方、「錣山(しころやま)喜平次」の所に着いた。
部屋の若い者も普段世話になっているので、直ぐ中に通され、錣山に弟子を取ってもらいたいと頼むが、身体を見なくても旦那の推奨ならOKだという。
「旦那は相撲好きで、10日の興行を12日見る方ですから」、「そんな事は出来にいよ」、「いえ、櫓を組んで準備の日から見に来て10日楽しんで、片付けの日もここに来て、都合12日楽しむ相撲好きな方ですから」。
錣山の前に二十五になる長吉が小さくなって挨拶した。
武隈には分からなかったが、錣山が見て6代目横綱をはる男が目の前にいる「いい、イイ」と唸るだけであった。
遊びも何も楽しみはなかったが、ただおまんまだけが大好きである事も、そのため武隈親方に破門された事も話した。
毎年お米も贈ると言ったが、親方は食べるのも仕事の一つだから、米はいらないと言う。
その代わり、幕に入るときしるし物でも贈って、贔屓にして、やってください、と暖かい言葉が返ってきた。
改めて入門し、錣山の出世名・小緑のしこ名を貰う。
文化12年12月麹町10丁目報恩寺の相撲の番付に初めてこの人の名前が載りました。
序の口・スソから四枚目に小緑長吉、翌13年2月芝西の久は八幡の番付に序の二段目、スソから24枚目と躍進。その間100日と経たない内、番付を60何枚と飛び越した古今に珍しい出世であった。
文政五年、蔵前八幡の大相撲で入幕し、小緑改め小柳長吉と改名。
初日。二日目、三日目と連勝し、四日目のワリが出た。
喜んだのが師匠の錣山で、「お前の旧師匠武隈関とのワリが出た。しっかり働け」と激励された。
「武隈関に負けたら板橋の旦那に合わせる顔がございませんで・・・」おまんまの敵と対峙。
この取り組みが、長州侯の目にとまり阿武松緑之助と改名、六代目の名横綱になった。
・・・だから、「武隈」は落語では評判が良くない。
一方で「錣山(しころやま)」は評判が良い。
因みに、現錣山親方は現役時代は「寺尾」です。
井筒3兄弟の末っ子で、細身ながら突っ張りが得意のイケメン力士でした。
妹の親友のご主人とのご縁で、贔屓にしている日本酒自慢のお店で、ご常連のお客さんに楽しんでいただく趣向をと声をかけていただいたのが昨年の夏でした。
9月から2ケ月に一度のペースでと始めたのが「樂醉寄席」です。
2回目が11月、そして今回が3回目ということで、前回で"裏を返し"、今回で"馴染み"になりました。
お客さまの中には、かなりの落語通もいらっしゃり、とても刺激になる落語会になりました。
今回も2席を演らせていただきました。
◇「花筏」 三流亭流三
何回か高座にかけていても、その度にお客さまの反応と言うのは違うもので、相撲の呼び出しのマクラは、今まで拍手をいただいていたのですが、今回はしーーん・・・で、やや動揺。
今回の会は、「元結」「結び」というのをキーワードといことで演目を決めました。
ちょんまげの必需品は元結ですから。
この噺は、本編はそれほど長くありませんので、マクラで遊びたいのですが、やや出鼻をくじかれました。
それでも、噺が進んで行くと、徐々に手応えも感じられるようになりました。
そして、オチは皆さん驚いていました。
◇「文七元結」 三流亭流三
さぁ、いよいよ"問題の"長講です。
ある意味で、台詞を覚えずにどこまでやれるのかというチャレンジでした。
すぐ前に座っていらっしゃるお客さまの反応を感じながらですから、それはそれで楽しい高座になりました。
この噺でも、どっと受けるであろうと目論んでいた場面で、何の反応(笑い)もなく、くじけそうになりましたが。
とにかく、出来の良し悪しは敢えて申し上げられませんが、何とか終わらせることが出来ました。
お席亭には喜んでいただけたようで、また次回もオファーをいただくことが出来ました。
実は、噺の出来だけでなく、足腰の痛みがあって心配でしたが、何とか乗り切ることが出来ました。
息子が車を買い替えました。
子どもたちも大きくなって来て、ファミリーユースのため3列シートの車にしたそうです。
スペース(居住空間)という観点ではミニバンという選択肢もあったのでしょうが、あまり好きではなかったようです。
・・思えば、今から30年近く前、私も同じ選択をしていました。
尤も、当時はまだミニバンやSUVという概念も確立されていない時代でした。
選んだのは、3列シートのワゴンでした。
息子が3歳ぐらいから小学校低学年ぐらいまでだったと思います。
別に相談があった訳ではありませんが、息子も同じような選択をしたようです。
何となく、幼い頃に乗っていた記憶があったんでしょう。
色も、赤系統で同じようで。
勿論、この30年間の車の進化ぶりは物凄く、当時とは比較になりませんが。
大嫌いな芸人の1人の動画ですが・・・。
日本人なら知っておきたい伝統芸能の歴史 【落語】。
立川談慶師匠の著書「教養としての落語」がテキストだそうです。
「ビジネスエリートがなぜか身につけている教養としての落語の歴史のレクチャー動画。
https://www.youtube.com/watch?v=ArQMyIVwPZo&feature=youtu.be
確か・・・、色々誤りも多い動画だそうですが。
ユーチューブで4回に分けて配信されるようですが、1回目は、それほど大きな誤りはなかったようです。
お笑いの世界と比較するのは仕方ないとしても、あまり一緒に語って欲しくない・・。
日本では、時間や時刻を表す方法が複数あります。
年を表すのに洋暦と邦暦(和暦:令和)。
月を表すのにも数字と漢字。(1月/睦月)
時刻を表すには12時間(午前・午後)表示と24時間表示が。
先日、役所の書類で年月日欄をを【2020年】と書いたら、【令和2年】に訂正されました。
先日、ある落語会のチラシを見ると、「午後12時半開場」と表記されていました。
これは大きな間違いだと思うのです。
「午後0(零)時半」か「12時半」のどちらかでないといけないはず?
そもそも12時間表示なら、12時半はあり得ません。
午前は0時から12時まで、午後も0時から12時までしかありませんから。
(正確に言えば11時59分までしかない?)
仮にあるとすれば、午後12時は翌日の午前0時ですから、夜の0時半ということになります。
24時間表示でも、最近は放送局などで26時なんていうのも使われていますから。
ということからも、午後12時半を使ったとすると、お昼過ぎではなくて夜中の日付が変わった後の時刻だといイメージでしょう。
この区別がつかない人が意外に多い気がします。
時刻の表記は、原則として「時刻制度」に準拠することになっています。
時刻制度は、1872(明治5)年の旧暦11月9日に太政官達第337号として発令されました。
これによると、午前は「零時」から「12時」まで、午後は「1時」から「12時」までとする12時間制になっています。
よって、この達の通りに表記すると、昼の12時は「午前12時」、夜中の12時は「午前零時」または「午後12時」になります。
また、達の中では「午後零時」という時間は存在しないことになります。
しかし、「午前12時」「午後12時」が昼を指すのか夜を指すのか分かりにくく、特に「午後12時」は、昼の12時と解釈してしまう可能性があります。
そこで、こうした誤解や混乱を避けるため、「12時」の表記については達を厳密に適用せずに、独自のルールを定めている例が多くあります。
例えば、天文台では「零時」「12時」には午前、午後をつけないで「午後6時~零(0)時」「午前10時~12時」といった表記を勧めています。
新聞社などでは、昼の12時ちょうどは「正午」、夜の12時ちょうどは「午前零時」とし、「正午」は「午後零時」としないと決めているところもあります。
また、12時間制そのものを採用せずに、24時間制で時刻の表記をしているケースもあります。
誤解を与えてはならない鉄道や飛行機の時刻表などが、その代表例として挙げられます。
ですから、お知らせコーナーなどのイベントや受付などの時刻は24時間制に統一するのも一つの方法です。
読者に分かりやすくすることが一番の目的であって、必ずしも「時刻制度」に準拠する必要はありません。
どうしても12時間制度で表記したい場合は、以下のように表記するのも一つの方法です。
00:00 | 午前零時 |
00:10 | 午前零時10分 |
01:00 | 午前1時 |
01:10 | 午前1時10分 |
11:00 | 午前11時 |
11:50 | 午前11時50分 |
11:59 | 午前11時59分 |
12:00 | 午後零時あるいは正午 ※準拠すれば午前12時ですが |
12:01 | 午後零時1分 |
12:30 | 午後零時30分 |
13:00 | 午後1時 |
13:30 | 午後1時30分 |
23:30 | 午後11時30分 |
23:59 | 午後11時59分 |
つまり、12時間表記だけれど、12時という表記を使わないということです。
私の誕生日の2日前に、長男の嫁の妹さんが、何と双子を出産しました。
それも、男の子と女の子を産み分けるという・・・。
今まで、嫁の両親は、息子夫婦の子どもたち(天使②と天使④)の2人だけでしたが、あっという間に孫が4人となって、私たちに追いついてしまいました。
妹さん、暫くの間は実家で子育てということになるそうですから、もうてんやわんやだとか。
じいじも重要な子守役としてカウントされているようです。
「いゃぁ、もう人手不足で大変ですよ」と、嬉しそうでした。
実は、5月に息子のところも3人目を出産予定ですから、我々じいじは、同時にそれぞれ5人の孫に恵まれることになります。
少子化の中、我が子たちは大変貴重な貢献をしているという訳。
じいじ2人で、「子守もさることながら、じいじがひっくり返らないように、お互いに身体に気をつけましょう」と、励まし合いました。
最近、人間が獣たちに居場所を脅かされることが多くなりました。
サル・シカ・イノシシ・クマなどが、人の住む集落まで降りて来て、果樹や野菜を荒らしたり、場合によっては人に危害を与えたり・・・。
高速道路でも・・安心出来ません。
昨日も、新潟県で県営住宅の階段にクマが座っていたとか・・・。
郷里の超ローカル線でも、色々なことが起こります。
今朝のJR東海の運航情報のツイート。
シカと正面衝突すると、車なら甚大な事故になります。
だから、”しかと”する訳には行かないんです。
・・・この”しかと”という言葉も、”やばい”と同様、品格のある言葉ではありません。
特定の対象(主に人)を無視すること。冷遇することやいないものとして扱うことを指す。
元々はヤクザの隠語だったが、一般の人間にも使用されている。
語源は、花札で10月(紅葉)の10点札が、そっぽを向いた鹿の絵柄であることから転じて、博徒の間で無視の隠語となったもの。
これも使っちゃいけない言葉ですね。本当は・・・。
桂やまとさん、鈴本演芸場2月下席夜の部でトリというツイート。
素晴らしい、とても名誉なことだと思います。
そう言えば、やまとさん、2月8日の独演会で「五百羅漢」を初演するそうですが、一昨日の「演読亭」の稽古の時に、この噺の実質創作者でもある圓窓師匠に、「やまとさんの稽古はあげられたんですか?」とお尋ねしたら、「まだだよ」と仰っていましたが・・・。
ところで、寄席定席のトリがいかに名誉なことかという一考察。
都内4つの定席、上・中・下席、昼・夜の部・・・・。
落語協会の噺家さんが主任を務める顔付け回数を計算しました。
まず、一年中落語協会が出演している鈴本では・・・。
・3(上・中・下)×2(昼・夜)×12ケ月=72
他3つの寄席は、落語芸術協会と交互の興行ですから・・・。
・3(上・中・下)×2(昼・夜)×12ケ月÷2×3席=108
・・・ということは、72+108=180。
昨年のトリ顔付回数のランキングがあります。
ランクインの落語協会の師匠方の回数を合計すると、約61。
ということは、残り120を落語協会の真打約200名で分ける・・・。
競争率は1.7倍。
一番格式の高い鈴本演芸場での主任を任されるというのは、とても名誉なことだと思います。
狭き門なんですから。
・・・私の計算は、これで合っていますか?
ええっと、今買った一荷入りの壺を元値の3円で引取ってもらって、さっき渡した3円とこの壺の引取り代の3円で合計6円で、二荷入りの壺を持っていってもいい・・・んですよね。
新大阪駅のタクシー乗場に来ました。
この「近距離乗場」はなくなるそうですよ。
こんな不愉快な乗場(分類)は、なくして当たり前。
よく見てください。
こういう表示がされている。
3キロ圏内ならば、南側は梅田駅までですよ。
だから、ここよりもさらに南にある大阪市庁や淀屋橋を通って御堂筋・・というのは、近距離圏内ではない。
それで、他の乗場に行って、「北浜」「高麗橋」・・と言えば、露骨に嫌な顔をされる(された)。
途中で前を通る大阪市庁前に、「Welcome OSAKA」って、大きなモニュメントが設置されています。
これから万博も開かれるというのに、来阪者への「おもてなし」など「思うてなし」の業界も改心しないと。
まだ乗場の構成が変わる旨の表示はされていませんでした。
大山鳴動鼠一匹・・・ではなく水漏水道雫一滴?
水道管の修繕工事のため、広い範囲で3日間にわたって断水を行う予定だったものの、地面を掘って調べたところ、漏水していたのは比較的細い水道管だったため、すぐに修繕が完了し、大規模な断水を行わずに済んだ和歌山市。
・・・やれやれ良かったねと思いきや、いちゃもんをつける人も多いようで。
事前の告知の仕方などで、完全だとは言えないかもしれませんが、「よかった」だけで片付ける広い心はないのかなぁ。
これで、事前の想定よりも状態が悪くて工事が長引いたら・・さらに大騒ぎされるのでしょうから。
若い頃、よく言われたのは「いついつまでに報告する」という場合には、余裕をもって申告するようにと。
結果的に、申告よりも早く完了出来れば、相手に喜んでもらえるし評価もされる。
しかし、一分でも遅れたら、イライラされるし信用も失墜する。
「最悪3日かかるかもしれない」が「半日で終了した」んだから、いいじゃありませんか。
それにしても、大相撲はボロボロです。
ロートル横綱は揃って逃亡休場。
大関はカド番専門でとうとう陥落寸前。
大関陥落関脇は、既に返り咲きの芽がなくなり。
この小兵力士だけは元気で人気急上昇中。
小柄な力士が大きな力士に勝つのは痛快ではありますが、相撲のようではなく、個人的にはどうかな・・と思います。
しかも、本人には関係ありませんが、大嫌いな横綱一派だし。
それよりも、あまりにも大型化しすぎていることとも無関係ではないと思いますが、とにかく怪我も多過ぎる。
元気な小兵力士は、あくまでも際物・色物で、興行の主役である大関や横綱にはなれそうもなし。
こんなにひどい状態が続くのも、前代未聞ではないかと。
素人相撲でもいいから、「千鳥ケ浜大吉」みたいなのが出て来ないかなぁ。
・・・「花筏」のマクラを考えていて思うこと。
もうかなり前のことになりますが、新幹線で新大阪駅に降りて、タクシー乗り場へ行きました。
目的地は高麗橋。
タクシー乗り場は、幾つかに分かれていて、「近距離(3キロ以内)」「ジャンボ」「中型」「小型」・・・と。
慣れない大阪の街ですから、3キロがどの程度かすぐには見当もつきませんでしたが、地下鉄に乗れば淀屋橋と本町の間ですから、淀川を渡り梅田を過ぎて行きますから、どう考えても3キロ以上はあると踏み、1人でしたから「小型」の列に並びました。
やっと自分の番になってタクシーに乗り込んで行き先を告げると、「そんなら近距離の方に並んでください」と冷たく言われました。
腹が立ったので、「どう見たって3キロ以上あるんじゃないの」と言い返したら、不承不承走り始めました。
もう・・・物凄く不愉快でした。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/02/post-5d50.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/02/post-f1b8.html
その後は、「短距離」に並ぶようにしました。
そのうちに、同じようなクレームが多くあるのでしょう。
大阪以外の人が、新大阪駅からどのぐらいの距離があるか・・なんて、分かるはずがありませんから。
近距離乗り場には、市内の地図に3キロ目安の円が書かれるようになりましたが、やはり目的地は円の外です。
しかし、初めて大阪に来た人が、この地図で分かりますか?
大阪のタクシーの顧客不在の酷さには諦めました。
ちなみに、近距離乗場で乗って「高麗橋まで」と言って、「お客さん、淀屋橋から先は3キロを超えますよ」と言われたことは一度もありません。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2018/11/post-720e.html
こんな記事がありました。
JR新大阪駅のタクシー乗り場が、2020年2月1日(土)から大きく変わります。
これまで「小型」「中型」「ジャンボ」「近距離」の4か所に乗り場が分かれていたのが、「普通車」「ジャンボ」の2区分に統合され、普通車乗り場が3か所になります。
同日に、大阪地区で小型タクシーと中型タクシーの運賃が統一されることに合わせて実施されるものです。
現在の4つある乗り場のうち近距離乗り場は、「鉄道駅では新大阪ならでは」(大阪タクシー協会)という珍しいものです。
おおよそ3kmまでの利用者が対象で、範囲は乗り場の地図でも案内されています。
この乗り場、2004(平成16)年4月にできたものですが、そもそもなぜ設けられ、今回なぜ廃止されるのでしょうか。
大阪タクシー協会に聞きました。
―近距離乗り場はなぜ設けられたのでしょうか?
「近距離利用だと、乗務員に嫌な顔をされる」といったお声を受けたものです。
それならばと、お客様が気楽に乗れるよう、専用に乗り場を設けました。
―今回なぜ廃止するのでしょうか?
だんだん近距離乗り場が混雑するようになったためです。
空いている小型や中型の乗り場へ移ったお客様が、乗務員に「近距離ならあちらですよ」と乗車を拒否されるケースがあり、苦情に発展していました。
また台風や地震などの災害時、近距離乗り場にお客様がズラリと並び、タクシープールに車両がいるにもかかわらず、全然タクシーが来ないということもありました。
―近距離乗り場を廃止し、乗務員の理解は得られるのですか?
当然ながら乗務員にとっては「当たり」「はずれ」があるわけですが、それはお互い様です。
「もう後戻りはできんで」と、各事業者に対し乗務員指導の徹底を伝えています。
当面は現場巡回指導も行い、不適切な対応がないか監視します。
・・・。
全て乗務員目線ですから、クレームが出て当然です。
明日も大阪に出張しますが、「近距離」に並ぶつもりです。
来阪者への「おもてなし」でなく、利用者のことなど「思うてなし」。
冷たい雨の中を、門前仲町に来ました。
10年来、来慣れた場所です。
4月11日(土)の「第15回深川三流亭」の会場使用料の支払いに。
いつものように、深川不動尊と富岡八幡宮をお参りしました。
まだ「謹賀新年」の横断幕が掛けられていますので、何となくお正月気分。
お不動様の縁日は28日なので、初不動は1月28日ということで、10日後ということになります。
驚いたのは、本堂脇にペットを供養する「愛玩堂」が併設されたこと。
猫塚のある両国の回向院の向こうを張っている?
富岡八幡宮もお正月気分が残っています。
お参りする人の数は、天候も悪いので、あまり多くはありませんでしたが。
最近、加齢が原因であろう足腰痛が出ているので、鳥居の脇の伊能忠敬像に、健脚を祈りました。
これから神保町に向かいます。
東日本大震災から間もなく9年。
地震と津波と原発事故のためにずっと一部が不通になっていた常磐線、やっと全線復旧するそうです。
そして、東京(上野)-仙台間の特急も復活するそうです。
仙台とは1日3往復ということだそうです。
所要時間は約4時間半。
東北新幹線なら1時間半ですから、距離も長いこともあって・・・。
個人的には、一度これに乗って仙台に行ってみたいと思います。
田んぼの真ん中をひたすら走る東北本線(東北新幹線)に比べ、仙台に向かって右側は海に近い常磐線の方が、景色も良いから。
学生時代、夏休みが終わって仙台に戻る時に、東北本線が事故で不通となったので、常磐線の各駅停車駅で仙台に行ったことがあります。
当時は、上野発仙台行きの鈍行がありましたので。
確か、お昼頃に上野を発って、仙台西港着いたのは夜の9時近かったと思います。
青春なんとやら・・・です。
再開発真っ只中の虎ノ門。
特に、外堀通り南側の桜田通りの両側は、昔の面影は全くありません。
最近新築オープンしたばかりのホテルオークラの建物がよく見えます。
真ん中の虎ノ門ヒルズは既にオープンしていますが、両側の高層ビルは間もなくオープン予定。
オリンピックに間に合うように、バスターミナルも出来るとか。
この3つのビルは、回廊で繋がります。
そんな中にあるのがニッショーホール。
今夜は「東京落語会」です。
今日は、新年なのと出演者が良いのとで、いつもより席が埋まっているようです。
「藪入り」と「二番煎じ」の私の持ちネタも2席聴くことが出来ました。
やはり、主任の市馬会長は貫禄でした。
昇太会長は、人気がありよく受けていましたが、芸風とはいえ・・・。
いつもながら、一番気になったのは、台詞に「・・ございます」ばかりで、物凄く聴きづらい。
新作をやる人に、この「ございます」を連発する噺家さんが多い気がします。
阪神淡路大震災を被災された学校の先生が作詞作曲をし、今もずっと歌い継がれているそうです。
https://youtu.be/oIfMOPz8s98
http://www.shiawasehakoberuyouni.jp/
出張の旅の徒然に、新幹線車内などでラジオ放送を聴くことがあります。
最近は、ラジオ配送のアプリがあるので、雑音もなく聴くことが出来ます。
NHKのラジオ番組は「らじる☆らじる」。
その他全国の放送局も含めて聴くことが出来るのが「radiko(ラジコ)」です。
地域限定なら無料ですが、例えば大阪で在京局の放送を聴く場合は有料です。
これも今流行りの"サブスクリプション"?
今までは、無料の範囲で我慢していましたが、清水の舞台から飛び降りたつもりで、月385円でプレミアム会員になりました。
おかげさまで、大阪で文化放送やTBSの番組を聴くことが出来るようになりました。
しかも、最近では、番組をリアルタイムで聞き逃しても、後から聴くことが出来ますから便利。
ただ、ひとつだけ気をつけないといけないのは、時報(時刻)は正確でないこと。
どうも1~2分ぐらい遅い感じです。
陸上の長距離レースなどで多くの選手が履き、好記録が相次いでいる米スポーツ用品大手ナイキの「厚底シューズ」について、世界陸連(WA)の新たな規制で使用が禁止されるかもしれない?
陸上の長距離界を席巻している米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズは規制すべきか。
世界陸連(国際陸連から改称)で議論が重ねられている。
15日には英メディアが禁止する可能性を伝え、話題を呼んだ。
世界陸連は技術の進化には一定の理解を示しており、着手している新規則発表に注目が集まっている。
・・・かつて競泳でも、記録が出る水着騒ぎがありました。
世界陸連の新規則で規制(使用禁止)が決まってしまうと、ナイキ(内規)では済まなくなる?
・・・これが言いたかった。
厚底シューズは、靴底に炭素繊維のプレートを埋め込んで反発力を高めており、一部の選手が「不公平な利益を生んでいる」として、WAに調査を求めていた。
厚底シューズは男子マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手(ケニア)らが履き、2020年東京五輪日本代表選考のため昨年9月に行われた、マラソングランドチャンピオンシップなどでも多くの選手が使用して注目されていた。
お前だろう! お前こそ辞めてまえ! ・・・です。
1年前、過去の暴言が発覚し辞職した兵庫県明石市の市長が、再び暴言を放ったとして謝罪。
怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」のトレーニングを行っているそうですが、この病気は死んでも治らないんでしょう。
所詮、選ばれて人を導いて行く器ではありません。
一度イエローカードが出ているんだから、これで累積イエローでレッドカード。
柔道なら、合わせ一本で反則負け!
しかし、また選挙になるなら、この無駄な選挙費用については、損害賠償で訴えられても仕方ない。
兵庫県明石市長の度重なる失態。
市長と言えば看板ですから、明石市のイメージはさらにガタ落ち?
市長の名前を聞いて納得しました。
【泉房穂(いずみふさほ)=いつ(見て)も無作法】・・・名は体を表す。
なぞかけもやっちゃいました。
「このバカ市長」とかけて
「スノーボード」と解く
その心は「スキー(好き)じゃないし、ボーゲン(暴言)無用でしょう」
茶どころで育ちましたから、お茶(緑茶・煎茶)は身近なものです。
以前から、緑茶(お茶全般)が健康に良いとは言われていましたが、こんな静岡新聞の記事を見つけました。
緑茶をたくさん飲むほど介護予防に効果的で死亡率も下がる―。
県が県内全35市町の高齢者約1万人を追跡調査した結果、こんな傾向が浮かび上がった。
緑茶を1日7杯以上飲む人はほとんど飲まない人に比べて、要介護認定(要支援を含む)を受けたり、死亡したりする割合がほぼ半分だった。
緑茶の飲用習慣があると死亡率が下がる傾向は以前から指摘されていたが、介護予防の効果を調査で明らかにしたのは初めて。
県は調査結果を積極的にアピールし、県民の健康づくりや茶の消費拡大に生かしていく。
県は2014年2月、35市町に住む65歳から84歳までの高齢者を対象に緑茶の摂取状況などをアンケートし、1万5356人が回答。そのうち介護認定の状況を追跡できなかった人などを除く、1万383人分のデータを今回分析した。
1日に飲んでいる緑茶の量と要介護認定や死亡の関係を調べたところ、緑茶を1日に7杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて要介護認定や死亡の割合が47%低かった。
1日4~6杯だと42%、1日1~3杯だと31%それぞれ下がり、飲む量が増えるほど割合は小さくなっていた。
要介護2~5の重度の要介護認定に限って分析しても同様の傾向が表れた。
県が市町の協力を得て介護認定の状況などを調査し、分析は浜松医科大の尾島俊之教授(健康社会医学)が監修した。
1日7杯以上の緑茶摂取の分類を含めて分析した事例は他県にないという。
県健康増進課の藤浪正子専門主査は「緑茶の摂取が健康長寿の一因になっている可能性がある。緑茶を飲んでもらい、介護予防につなげていきたい」としている。
・・・なるほど、1日7杯以上お茶を飲む。
しかし、トイレに行くのに忙しくなりそうな・・・。
柳家小ゑん師匠が言ってました。(ツイッターで)
師匠小さんが良く言ってました。
「中トリなんて言葉は無いんだ!“仲入り”と言うんだ!」
“大トリ”なんて論外です。啓助じゃないのだから。
同様に“めくり”と言うと「“見出し”と言うんだ!」と直されました。
だから、五代目小さんの直弟子は皆そう言います。
勿論、私もね。柳家だから。
・・・そうそう、「中トリ」「大トリ」なんて、安っぽい焼き鳥屋じゃないんだから・・・。
外野の人が、ある世界の符牒を、意味も分からずに使うのは、かえってみっともないですね。
しかし、「めくり」ではなく「見出し」なんですね。
休日の夕方に外出するというのは、何となく変な気分です。
今日も池袋。
もう駅前も薄暗くなっています。
「演読亭」の稽古前に腹拵え。
今日の「演読亭」のテーマは「(太田)道灌」です。
いつものように広場亭原葉さんが用意してくださった落語検定の難問にチャレンジ。
今までは、「長屋」とか「火事」とかがテーマでしたが、今日は歴史上の人物だということもあって、かなりの難問でした。
後で、解答と解説をしていだだきました。
また、神栖亭南夢明さんが住職を務めるお寺が、太田道灌の末裔と浅からぬご縁があるそうで、その来歴をお聴きすることが出来ました。
演読は以下の内容でした。
◇「応挙の幽霊」 千川亭小三九
◇「道灌」 広場亭原葉
◇「近日息子」 千川亭八百紙
◇「ろくろっ首」 N文亭空女
◆「花筏」 三流亭流三
終わった後で、近くの店で食事。
師匠の入門当時の話や芸談を聴いたり、楽しいひとときでした。
昨日の三流亭の稽古の時に、桂やまとさんの落語会のことを話しました。
師匠が「うん、この間、五百羅漢の稽古をしたよ」。
「もう随分前のことですが、まだやまとさんが二つ目(才紫)だった頃、千駄ヶ谷で田能久の稽古をつけたと、師匠のブログで読んだことがあったので、ずっと気になっていた(意識していた)噺家さんなんですよ」
「あぁ~、そうだったかなぁ」
「先日行った独演会で、次回は師匠の五百羅漢をネタ下ろしすると言っていましたから、早速予約しました」
「どこで稽古をされたんですか?」
「(自宅の近くの)区民ひろば千早で。高座本を渡して、みんなの稽古と同じように、演読からやらせたよ」
「そうですか。それじゃますます聴くのが楽しみです。でも、やまとさんのような真面目な若手の噺家さんに師匠の(実質)創作の噺が広がって行くのはいいですね」
師匠もとても嬉しそうでした。
「それでは、私も負けられませんね」と。
・・・この後は、年末に聴いた、やまとさんの「文七元結」のことも話して盛り上がりました。
落語っ子連の稽古の後で、百梅さんと蝶九さんを誘って、「樂醉寄席」をやらせていただいているお店に、新年のご挨拶も兼ねて行きました。
ほとんど下戸の私にとって、日曜日の昼下がりに日本酒を飲むなんて・・・画期的なこと。
私のように、たとえ酒は多くは飲めなくても、ゆったりした気分で飲むのは、とても良いものです。
大将から「落語会は、暮れのうちに定員に達して、キャンセル待ち」と言われていましたが、店内にも掲示されていました。
前回来てくださった若い女性4人グループが、今回も申込をしてくれたそうですが、時すでに"SOLD OUT"になってしまい、とても残念がっていたそうです。
次回は、必ず来てくださるそうです。
美味しい日本酒と自慢の「姫路おでん」などに舌鼓を打って、すっかり良い気分になりました。
今夜は今年最初の満月。
「自分へのご褒美」なんて言われ始めています。
私も、昨日で無事に人間ドックに備えた"禁断"生活(ラマダン)が明けたので、ちょっと大食いをしようと。
週末に、大好きな落語を聴いた後で、腹一杯ラーメンを食する細やかな贅沢、この解放感の嬉しさ。
概ね半年に一度だけ行くラーメン屋があります。
人間ドックや他の検査などから解放された一瞬、今夜限りと"バルブ"を開放する時に。...
そして、オーダーは必ず「特製塩ラーメン」。
この店には、もう十数年通っています。
かつてデブの頃は頻繁に行きましたが、メタボからの脱出と維持のために、半年に一度と決めて数年です。
とにかく、この店では塩ラーメンしか食べません。
マスター(大将?)とおぼしきお兄さんも、通い始めた当座は、まだ二十代だったと思いますが、今やそれなりになりました。
今夜、食べ終わって「ごちそうさま」と言って席を立つと、「いつもありがとうございます」という言葉が返って来ました。
「また半年後に塩ラーメンを食べに来るからね」と心の中で囁いて店を出ました。
まるで「紺屋高尾(幾代餅)」の久蔵の了見です。
金正恩さん、小泉純一郎さん、角川春樹さん、荒木一郎さん、"平成"さん、誕生日おめでとうございます。
1月8日生まれには、大変ユニークと言うか、悩ましい人が多い気がします。
隣の国の若旦那もそうなんです。
ここのところまた表に出ていませんが、体調でも悪いのかな?
"平成"さん・・・というのは、平成の初日は1月8日でしたから。
あの日も、確か物凄い嵐でした。
令和初の1月8日も、これから嵐になる予報です。
そんな1月8日ですが、実は私の誕生日でもあります。
歳は・・・もう忘れました。
二十歳と厄年を過ぎていることは確かです。
朝起きると、家内からの(いつものネクタイの)プレゼント。
「おめでとう」と言いながら「働けぇぇぇ」と言われているような。
今日は、早速「義理チョコ」ならぬ「義理タイ」を締めて出勤です。
お正月もそうですが、誕生日もまた、冥土の旅の一里塚・・・。
めでたくもあり、めでたくもなし。
どうでも良いことですが、今日は、安楽庵策伝と周恩来元中国首相の命日です。
昨日、渋谷駅に行ったからではありませんが。
ふと見つけた落語会。
「渋谷らくご(しぶらく)」のことは、以前から何となく知ってはいましたが、渋谷のゴタゴタが好きではないので、行ったことはありません。
色々なことをやっているんですね。
というか、初心者や若者には、ここはなかなかのスペースなのかもしれません。
写真で見る限りでは、座席数が約180席だそうですから、落語のために作られたような大きさ。
「ふたりらくご」・・・見つけました。
1月14日(火)18時から1時間のコンパクトな落語会。
隅田川馬石さんと入船亭扇辰さんという、素晴らしい顔付けです。
思わず、スマホでチケット購入しました。
1時間というのもいいかも・・・。
放送演芸作家の神津友好さんが亡くなったそうです。(享年94)
ちょっと前まで、東京落語会の客席で必ずお姿を拝見していましたので、身近に感じていました。
1927(昭和2)年、長野県生れ。放送演芸作家。
1947年上智大学新聞科、1950年法政大学英文学部、各卒。
日本放送作家協会理事、文化庁芸術祭審査委員、芸術選奨選考委員、NHK新人演芸大賞審査員、東宝名人会企画委員、花王名人劇場プロデューサー、三越名人会企画委員、など歴任。
著書に『にっぽん芸人図鑑』(主婦と生活社)、『少年少女名作落語』(偕成社)、DVDアルバムに「昭和名人芸大全」「昭和達人芸大全」(共にNHKソフトウェア)がある。
2000(平成12)年、文化庁長官表彰。
・・・著書も何冊か拝読しました。
鳩という鳥は、平和の象徴のように言われたり、各地のお寺や神社の境内には多数が群れていて、子どもが餌をあげたりするのが絵になっていたものです。
特に、白い鳩が平和の象徴でした。
・・・が、最近は、ほとんど見られなくなった気がします。
面白いツイートを見つけました。
「小寒の はとバス並ぶ 浅草寺」の句とともにこの写真。
昔は白い鳩、今は黄色いハト・・・。
最近、この黄色いハトも、関係者には黒くなって来たようです。
例えば、この浅草寺から鳩が消えたのは、以下のような事情があるそうです。
環境省はかねてから「ドバト被害防止」を訴えてきた。
ドバト(土ハト)とは、ハトのうち野外に生息するものを指す。
奈良時代に中国から持ち込まれ、家屋で飼育されていたものが徐々に野生化し、エサの多い都市部に生息するようになった。
高度成長とともに、ドバトによる糞や鳴き声の都市部の被害は深刻化した。
糞で衣類が汚れたり、悪臭がしたり、アレルギーが発生したりとその内容は様々。
環境庁は1979年に狩猟鳥獣に加えることを国に対して提言するなど(結果は見合わせ)、様々な策を講じて来た。
2001年には環境省がドバト被害防止パンフレット「エサをあげないで!」を作成。
条例化とは言わずとも、全国的にハトへのエサやりを自粛をするムードが高まったのである。
かつて浅草寺には「はと豆」と書かれたエサ売り小屋があった。
乾燥トウモロコシと豆を混ぜたエサがビニール袋に入って売られており、購入して境内のハトにエサやりができた。
しかしエサやり防止の動きを受け、浅草寺は2003年に撤去した。
・・・この傾向は浅草寺だけではないと思います。
そのうちに、ブラックな黄色いハトにも"エサ"が届かなくなったりするかもしれません。
柳家東三楼さんは、柳家権太楼師匠の3番目のお弟子さん。
その東三楼さんの近況が動画ニュースで配信されていました。
取得が難しいと言われるアーティストビザを取得して、米国で活動をしているそうです。
東三楼さんの最近の動きを確認すると、その目は海外に向いているようです。
2016年10月、演劇集団柳家東三楼一座旗揚げ。
2018年2月から4月にかけてトロント、ニューヨークで18公演ツアー。演劇コントユニット、ハレとケを結成。脚本と俳優担当。
2018年10月より2019年2月に渡りサンフランシスコ、タンパ、マイアミ、セントピーターズバーグ、ニューオリンズ、ボストン、ニューヨーク、トロントと大学、高校、小学校、老人施設、文化会館、総領事館等を英語、日本語で落語をする35公演ボランティアツアー。
・・・最近は、プロでもアマでも、英語(外国語)で落語を演る、海外で現地の人に落語を披露する人が増えているようです。
日本の伝統的な話芸を広めるということなのでしょうか?
それはそれでまことに結構なことだとは思います。
東三楼さんの努力、活動ぶりには頭が下がります。
それはそれとして、私は日本語と片言の落語しか話せませんからよく分かりませんが、特に、日本人が、日本国内で、日本人を相手に英語(外国語)で落語を語るという了見が理解できません。
それって、落語じゃありませんよ。
落語のストーリーを話しているだけだと思います。
赤坂会館での落語会は、「赤坂倶楽部初席」。
あの有名なオフィスエムズ(ミックス寄席)の加藤さんがプロデュースする、二つ目さんの会。
春風亭一蔵さん、柳亭市弥さん、入船亭小辰さんが中心になっているようです。
3日前に予約したら、何とかチケットを確保することが出来ました。
昼夜2回興行で、のべ28人の噺家さんや芸人さんが出演するという。
さすがに、明日から仕事始めでもあり、通しで聴くのは大変なので、泣く泣く第1部だけにしました。
場所も、なかなかディープなところで、そんなに詰め込み感もなく、ゆっくり聴かせてもらいました。
◇「つる」 柳家小はぜ(前座)
◇「鷺とり」 春風亭一蔵
◇「木花咲耶姫」 田辺銀冶(講談)
◇「筍」 柳家吉緑
◇「二人旅(七度狐)」 入船亭遊京
◇「新作」 春風亭昇々
◇「噺家物まね」 林家けい木
◇「磯の鮑」 古今亭始
◇「替わり目」 入船亭小辰
◇「胴斬り」 春風亭昇羊
◇「竹の水仙」 三遊亭歌扇
◇「目薬+笛・踊り」 古今亭志ん吉
◇「新作+足袋芸」 柳家花いち
◇「やかん」 春風亭一花
◇「強情灸」 柳亭市弥
客席は女性が多く、二つ目さんたちも、目の上のたん瘤もなく、解放感に浸りながらの熱演で、会場は大爆笑が続きます。
おかげで、主任の市弥さんが上がった時は、タイムテーブルでは跳ねていなくてはいけない時刻。
終了予定時刻の2分後に主任が上がるという。
3時半には2部を始めないといけないので、残念ながら市弥さんは、かなりの短縮バージョンでした。
色々思うところはありましたが、約4時間半楽しませてもらいました。
年末年始の落語会通いは、これでお開きです。
最近、かなり酷くなった気がして。
まず、人や物の名前や言葉が出て来ない。
一度に複数のことが出来ない。
うっかりが多い。
昔は、こんなことなかったのに。
2日に帰省する朝、愛車のキーが見当たらなくてバパニック・・・。
最悪スペアキーを使おうとは思いつつ、鞄やら服やら洗面所やら・・を探してもない。
結局、当日持って行くつもりの鞄の、別の仕切りの奥にあった・・・。
昨日行った落語会では、入口でちぎってもらったチケットの半券を紛失。
入口から席に着くまでの短時間で。
来た通路をたどってみても見つからず。
最終的には、指定された自分の席は、スマホでウェブ購入履歴で確認出来たので、事なきを得たものの、結局見つからず。
注意力が散漫になったのか?
それとも、ボケる病気か?
昨年、ちょっとしたご縁から、池袋の「樂醉久ばら」という日本酒が自慢のお店で、落語会(独演会)を始めさせていただくことになりました。
ありがたいことに、お席亭からは2ヶ月に一度のペースでやってくれと言われています。
席数も多くなく、限られているので、事前予約が必要で、落語会(樂醉寄席)の後は日本酒飲み放題の会(樂醉会)になります。
(樂醉寄席・樂醉会セットで有料です。)
昨年は2回開催して、おかげさまでいずれも満員御礼でした。
お客さまも素晴らしい方ばかりです。
お店の常連さんには、かなりの落語通もいらっしゃいます。
1月26日(日)15時から、第3回目を開催します。
ありがたいことに、お席亭によれば、今回も既に【満席】で、現在はキャンセル待ち状態だそうです。
今回は、「花筏」と「文七元結」をネタ出ししました。
毎回、2席お伺いさせていただきますが、1席はお席亭やお客さまからのリクエストにお応えしています。
流三の落語がお聴きになりたい方は、次回(3月)にお申し込み(予約)をお願いいたします。
元旦早々、娘一家がやって来ました。
天使2人(天使①・天使③)も元気です。
じいじは早速、前から用意してあったお年玉をあげました。
家内がイトーヨーカドーにオードブルを予約してあったので、私が受け取りに行って帰ると、店から電話で「予約とは違う品物を渡してしまったので、正しい物をこれから届ける」ということだったようです。
暫く待っていると、品物が届きましたが、「間違えた品物は、よろしければお食べください」ということなので、喜んでいただくことにしました。
年賀状に、去年は「人間万事塞翁が馬」と言う言葉を学んだと書いていた人がいました。
これって、その「塞翁が馬」って言うのかなぁ?
それとも「漁夫の利」?
「犬も歩けば棒にあたる」ではないと思いますが。
年賀状が届きました。
今年は失礼しようと思って出さなかった人からも来て、結局返事を書くはめになってしまいました。
一時期の3分の1ぐらいにはなりましたが、なかなか虚礼廃止というのは難しいものです。
しかし、最近お付き合いしている人とは、個人情報の問題もあって、賀状の交換はしなくなりましたので、賀状交換するほとんどが、普段会うことのない、ほとんど会わない、あまりお付き合いのない人だというのも皮肉です。
配達された年賀状の束の一番上にあったのは、不祥事を起こし、さらにその後の対応の無責任さゆえに、実質クビになることになった社長名で、郵便局からの年賀状でした。
これを印刷した時点では、まだ居座るつもりだったことでしょうが・・・。
貴方は退場です。
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