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2019年12月25日 (水)

少子化加速

落語界では、前座さんが増え、噺家さん全体の数も増えていますが、一方では・・・。
2019年の人口動態統計の年間推計で、日本人の国内出生数は86万4千人となった。
前年比で5.92%減と急減し、1899年の統計開始以来初めて50万人を下回った。
出生数が死亡数を下回る人口の「自然減」も51万2千人と初めて50万人を超え、政府の対策にもかかわらず少子化・人口減が加速している。
   
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同じグラフですが、もう少し詳しく見ると・・・。
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出生数の急減で、死亡数が出生数を上回る「自然減」が51万2千人に達した。
戦後初めて50万人の大台を超え、鳥取県(約55万5千人)の人口に匹敵する規模となった。
要因としては出産適齢期の女性人口の減少に加え、20歳代での結婚や出産が減っている点が挙げられる。
少子化克服には政府の対策だけでなく、新卒偏重の是正や働き方改革をさらに進めていく必要がある。
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私は、感覚的には、ここのところ同い年は100~120万人程度というイメージでいましたが。
グラフを見ると、団塊世代の後の我々は150万人以上だったようで、それからも半減している・・・。
頭でっかちたちが、偉そうなことを言っても、そもそも人がいなくなっては全く意味がない訳ですから、何とかしないといけませんが、生身のことで、お金だけでは解決できない・・とても難しい問題です。
長期的な視野に立って、地道な対策が必要だと思います。
因みに、私の家内の実家の町は、人口も日本一少ない町でもあるのですが、今年の出生児は【ゼロ】だそうです。
私の町でも、私の出身小学校を吸収した小学校が、来年3月で閉校になって町内の小学校は1つだけになってしまいます。
田舎には人がいない、いても高齢者ばかり。
サルやイノシシやシカの数の方が多くて、彼らにとっては、ヒトは珍獣になっているのかもしれません。
もう「一眼国」の世界です。
ヒトが家の周りに防護ネットを張っていますが、サル・イノシシ・シカたちが、「珍しい動物がいる」と、団体で”檻の中”のヒトを見物に来る・・・。

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