気持ちは分かるけど
郊外から都心に向かう電車。
始発駅よりも都心に近い駅から、逆方向の始発駅まで乗って来て、折り返し乗車する輩が増えているそうです。
始発駅に並んで待っていた人が座れないという事態も。
そう言えば、昔、千代田線でも、松戸駅始発の電車を待っていると、隣の(東京寄りの)金町駅などから乗って来て、終点の松戸に着いても下車しないままの人がいました。
対策として、一旦スタッフが全員の下車を確認して、下車を確認したらドアを閉め、改めて開扉して乗せていました。
しかし、もし、折り返し乗車する人が、逆方向分の定期券や乗車券がなければ、その区間は無賃乗車ということになりますから、やはり罪深いものです。
キセル乗車や折り返し乗車は、民事的には鉄道営業法や鉄道会社の旅客営業規則に違反する。
この場合、キセル乗車をした区間の通常の運賃に加え2倍の追加運賃を支払う必要がある。
また、刑事的には刑法246条の2の電子計算機使用詐欺罪や刑法130条の建造物侵入罪などに該当することになる。
キセル乗車や折り返し乗車により、金銭的な損害だけではなく、刑事処分を受ける可能性があるということも知っておかないと・・・。