三遊亭志う歌さん
三遊亭歌太郎さんが真打に昇進と同時に襲名する「三遊亭志う歌」。
「志う歌」だけなら、古今亭の名前のようにも見えますが。
私の高座名に入っている「志」という字は面白いです。
「志」が名前の上にある場合と、名前の最下部にある場合とでは、寄席文字の書き方が違っているんです。
志ん朝師匠の頭の字「志」と、談志師匠の下の字「志」の書体の違いは明確です。
従って、私の高座名は、談志師匠のパターンになります。
恐らく、志う歌さんのを見ても分かるように、文字は2文字なんでしょう。
だから、「志う」「志ん」よりも「歌」「朝」の方が字が大きい。
ということで、上の「志」は、圧縮された字体にしたのでしょう。
筆で書きますから、字のサイズが同じではないんですね。 これなど典型的だと思います。
寄席文字っていいですね。
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