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2019年10月 5日 (土)

金子みすゞの詩で

金子みすゞの詩で、私は「大漁」という詩が印象に残ります。
  Photo_20191005112701 金子みすゞ
   ◆大漁◆
    朝焼け小焼だ、 大漁だ
    大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ。
      浜は祭りの ようだけど、
      海のなかでは 何万の、
      鰮(いわし)のとむらい するだろう。
物事の見方も多様にしないといけないと思います。
【金子みすゞ】
(大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人)
1903年4月11日-1930年3月10日。山口の生まれ。
10代半ばから詩を作り、同県下関市に移り住んだ20歳ごろから雑誌に詩を投稿するようになる。
26歳で自ら命を絶った。
代表作は「私と小鳥と鈴と」「大漁」「こだまでしょうか」など。

自然とともに生き、小さな命を慈しむ思い、命なきものへの優しいまなざしが、金子みすゞの詩集の原点と言われる。

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