スタッフの方々
我々が、様々な場所で落語をやらせていただきますが、いつも感動するのは、席亭(主催者)の方々の熱意です。
それも、代表の方だけではなく、スタッフや委員の方々の献身的な働きぶりにも思わず頭が下がります。
「そや寄席」も「高石神寄席」も、そしてここ「ケアハウス寄席」でも。
ただ、机やテーブルに毛氈を被せて、座布団を置いて、「さぁ、勝手にどうぞ・・・」ではありません。
それぞれ工夫を凝らした会場づくりをしてくださっているんです。
昨日は、前回もそうでしたが、出演者の幟を廊下に立ててくださったり、高座の後ろを「黒緑橙」カラーの縞模様で飾ってくださったり・・・。
しかも、屏風代わりに、ここにも出演者の名前を書いた大きな紙を貼ってくださったり。
ほんの1時間半程度の公演に、心を込めて事前の準備をしてくださっているんです。
これじゃぁ、手を抜いたり、いい加減な高座をお見せする訳には行きません。
自ずと、我々出演者にも力が入って来ます。
皆さんの熱い気持ちは、我々の精一杯の熱演でお返ししないと。
テーブルを移動させて、椅子を並べる作業も、食事が終わったばかりで、一生懸命にやってくださいます。
椅子を並べている最中でも、気の早い方は会場に入って来て、開演を待ってくださいます。
本当にありがたいことです。
施設長さんは、女性の方ですが、とても素敵な方です。
こういうきめの細かい、行き届いた対応は、やはり施設長さんがいらっしゃってこそだと思います。
こんな環境で、大好きな落語の勉強が出来るのですから、心から感謝しなくてはいけません。
蝶九さんも、百梅さんも、初めての素晴らしい経験だったことでしょうし、ますます落語が好きになったと思います。
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