三遊亭圓朝は・・・
よく、三遊亭圓朝は「落語中興の祖」と言われます。
演芸評論家の瀧口さんが、こんなツイートをしています。
東大落語会OBの山本進先生も同様なご意見でした。
落語界の下降トレンドを上昇トレンドにした功績から、「中興」と言われるのだと思いますが、新しく「芝居噺」「人情噺」などを創作して、落語の幅を広げ、さらに日本の近代文学への影響や貢献を考えれば、「中興」ではなく「祖」そのものだと思います。
私も、高座で圓朝のことは「近代落語の祖」と言っています。
【烏亭焉馬(うてい えんば)】
江戸時代後期の戯作者・浄瑠璃作家。
式亭三馬や柳亭種彦などを庇護し「落語中興の祖」と言われる。
本名は中村英祝。
和泉屋和助の通称があったが、住まいの相生町の竪川をもじった「立川焉馬」や、親交のあった5代目市川団十郎をもじって「立川談洲楼」または「談洲楼焉馬」と名乗ることもあった。
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