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2019年9月18日 (水)

山遊亭金太郎師匠の訃報

落語芸術協会の山遊亭金太郎師匠が亡くなったそうです。
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享年64歳。
落語芸術協会は「昨年8月骨髄異形性症候群病を患い以来闘病中でしたが、本年2月親族からの骨髄移植を受け、病院内で患者向けに落語会を開くなど順調に回復したのですが、6月急性骨髄性白血病を発症。このたび帰らぬ人となりました」と。
個人的にはあまり馴染みのない師匠ですが、64歳は若すぎる。
昭和31年6月4日生まれ 出身地:山形県小国町
昭和53年2月 故桂小南に入門「桂南てん」
昭和59年9月 二ツ目昇進、「山遊亭金太郎」
平成3年10月 真打昇進
得意演目は「ねずみ穴」「百年目」「柴舟」「阿武松」「禁酒番屋」「ちりとてちん」。
余芸として百面相など得意としていました。
陸上自衛隊除隊後、東京で上方噺に取り組み「小南落語」として知られる二代目桂小南に入門、稽古の鬼と称される師匠のもとで修業を重ね、真打昇進の際、師匠の前名である「山遊亭金太郎」を襲名。以降小南落語の継承の要となりました。
明るい口跡で幅広い演目を口演する当協会で欠かすことのできないベテラン演者でした。先輩・後輩からも愛され、慕われ、役員として協会のまとめ役にも尽力しました。
平成27年より公益社団法人落語芸術協会 監事就任。本年6月より理事就任。

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