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2019年9月27日 (金)

不思議な光景

即位だとか大嘗祭だとか、なかなか頻繁に拝見出来るものではありませんから。
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天皇陛下の即位に伴う伝統儀式「大嘗祭」で使う米を収穫する「斎田抜穂の儀」が栃木県と京都府で行われました。
「さいでんぬきほのぎ」と言うんですね。
「ぬきほ」と訓読みなんですね。「ばっすい」ではない。
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「大嘗祭」で使う米を収穫する「斎田」は先週、東の「悠紀」地方が栃木県高根沢町の田んぼに、西の「主基」地方が京都府南丹市の田んぼに決定。
それぞれの斎田で知事や地元の農協の代表、それに宮内庁の幹部などが参列して、「斎田抜穂の儀」が行われました。
京都府では斎田の近くに周囲にしめ縄を張った「斎場」が設けられ、「抜穂使」として派遣された皇室の祭祀をつかさどる掌典がテント張りの神殿の中に入り、実りへの感謝と収穫を告げる祝詞を読み上げました。
続いて、斎田で耕作に当たった「大田主」と呼ばれる男性や地元の農家の男性ら10人が黒いえぼしに白い装束姿で田んぼに入り、稲を鎌で刈り取りました。
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刈り取った稲は4束にまとめられ、「三方」と呼ばれる白木の台に載せて斎場に運ばれました。
そして「抜穂使」の確認を受けたあと、稲を納めるための殿舎に置かれ、儀式は1時間ほどで終わりました。
やはり日本は「瑞穂の国」なんですね。
娘の名前に「瑞」を使いました。

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