落語会はチームプレー
昨日の「高石神寄席」は、とてもコンパクトにまとめられた落語会でした。
怪我の功名というのか、直前に出演出来なくなったメンバーがいて、良い意味で残りのメンバーのテンションがアップした感じがします。
番組を組み直す過程で、一人一人の会全体での役割みたいなものを、暗に発信したつもりでしたが、それを感じ取ってもらえたようです。
基本は「落語会はチームプレー」。
中でも、百梅さんと学津さんにお願いした出囃子は、タイミングが素晴らしかった。
落語会には司会者はいません。
会の進行は、全て出囃子が担っています。
生演奏ではなくCDですが、タイミングがズレたり、空白になったり、お辞儀をしてもなり続けていたりすると、演者も客席も良い緊張が壊れてしまいます。
私は、多くの他の連の発表会に行っていますが、ほとんどがひどい状態です。
やはり、老舗の落語っ子連は、お手本にならないといけないと思いますから、以前からかなりのこだわりがあります。
会場によって、CDを操作する機器が違うので、事前にしっかり確認しないといけません。
2人の操作が素晴らしかったので、演者も客席も変なストレスを感じることなく、楽しむことが出来たと思います。
出囃子に限らず、落語会は、個人の噺の羅列ではありません。
そういう意味で、昨日の落語会の殊勲者は、百梅さんと学津さんだと思います。
百梅さん、学津さん、ありがとう!
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