甲子園球児の父兄
私の実家の隣家、いつも空き家を守ってくださっている老夫婦のお孫さん(外孫)は、中学時代は山梨県内では有名な高校球児です。
中学校時代には、全国レベルの大会で投げてはパーフェクト、打ってはホームランと大活躍。
まだ小学校に上がったばかりの頃に合ったことがあります。
その彼がこの春に選んだのが、八戸学院光星高校。
15歳が、山梨の山奥から東北の八戸に単身踏み込みました。
ただし、わが故郷と八戸は、中世から繋がりがあるんです。
1191年(建久2年)、甲斐国の南部氏が北東北一帯を源頼朝から賜ったとされている。
南部氏が実際に北東北に移ってきたのは南北朝時代。
1334年(建武元年)、南部師行が根城を築き、根城南部氏(遠野南部氏)の祖となった。
根城南部氏は1627年(寛永4年)、三戸南部氏(後の盛岡南部氏)の命により遠野に居城を移した。
という訳で、南部氏のルーツは我が町なんです。
そんなことはどうでも良く、子どもも大変ですが、親はもっと大変。
本人は、全寮制のようなのですが、遠くから来ている野球部員の父兄の中には、何度も学校を訪れるので、宿泊用に部屋(アパート)を借りている方もいらっしゃるそうで。
お金と時間と・・あらゆるものを少年(我が子)につぎ込んでいる。
(家の倅が、何かに秀でていなくて良かった・・・。)
八戸学院光星は、昨日から始まった甲子園の開会式直後の初戦に登場して大勝しました。
彼はまだレギュラーではないと思いますが、彼の母親は、甲子園のスタンドにいたはずです。
やはり、国民的な"イベント"なんですね。