住吉踊り
颯爽とした古今亭志ん朝師匠の姿。
昨日から、浅草演芸ホールの中席の大喜利で、恒例の「住吉踊り」が披露されているはずです。
動画は「笑点」で放映されたものですが、こんな雰囲気。
https://m.youtube.com/watch?v=ri_O1DEXWZU
1994年ですから、四半世紀前の映像。
志ん朝師匠もお元気で、圓菊師匠や圓彌師匠の姿も見えます。
住吉踊りは、大阪の住吉大社の御田植神事に行われる住吉の御田植の踊りです。
戦国時代のころから住吉神宮寺の僧が京阪の各町村を廻って勧進したことから有名になり、江戸時代には乞食坊主の願人坊主らが大道芸として全国に流布し、かっぽれ・万作踊りなどに影響を与えました。
寄席の、浅草演芸ホールの「住吉踊り」は、昭和53(1978)年、八代目雷門助六師匠が継承していた伝統芸を、古今亭志ん朝師匠が興行として復活させたものです。
寄席では、大勢でやる芸は少ないので、宝塚のレビューのようで、華々しくて良いものです。
これは今年の様子です。
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