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2019年7月 5日 (金)

集客(来場誘導)の難しさ

「独演会」や「ホール落語会」に比べて、「二人会(三人会)」の集客の難しさを痛感します。
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読売ホールとか、有楽町朝日ホールとか、イイノホール等々の著名なホールは数百から1000席を超える規模になりますが、一般的には寄席も含めて、せいぜい300~350席程度です。
人気のある噺家さんの独演会のチケットは、大規模なホールでもすぐに完売になります。
ところが、人気のある噺家さんたちの二人会(三人会)の場合は、意外に直前でもチケットが買えたり、当日空席があったりする。
それぞれの独演会なら満席になるのに、どうしてなんだろう?
私は、とくに熱烈に贔屓の噺家さんがいて、追っかけをする訳ではありませんから、好きな噺家さんの組合せの二人(三人)会などは、とても楽しみです。
しかし、"〇〇師匠一筋"とか、"〇〇さんの大ファン"という方々は、意外にクールな感じがします。
それから、もう一つポイントになるのは、主催者(企画者・席亭)の力によるところもあるかもしれません。
公演の日時と場所だけでなく、前宣伝や露出、ターゲット観客の設定なども含めて、プロデュースが大事なんでしょう。
芸を披露するのは噺家さんですが、やはり、しっかりした企画やプロモーションがあって初めて・・だということでしょう。
ましてや、そういう点からも"闇営業"というのは、リスク管理の観点からも御法度だと思います。

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