教え子
今日は、富士市内に住む母のところへ行きました。
いつにも増してご機嫌でしたが、その訳を聞いて驚きました。
間もなく88歳になる母は、23歳で実家の町の小学校(母校)の教員になりました。
今から65年前のことです。
昨日、新任の時の担任の3年生の教え子2人が、訪ねて来てくれたそうです。
しかも、1人の人は、当時のご本人の通信簿を持って。
その通信欄には、新任だった母がコメントを書いてあり、旧姓(まだ結婚前ですから)の印鑑が押印されていたそうです。
本当に突然の来訪だったようですが、母も何十年ぶりに見る顔を覚えていたようで、お互いに驚き合って、思い出話に花を咲かせたようでした。
そんな話を聞いて、母が羨ましくなりました。
この翌々年に母は父と結婚し、さらに翌年に私が生まれました。
教え子だったお2人は、今75歳です。
時の流れを感じます。