師匠の創作噺
最近、師匠と話す機会があると、師匠が考えていることを仰ってくださる時があります。
高座本も、来年の誕生日までに500号配本を目指して頑張っていらっしゃいます。
「圓窓五百噺」でもそうですが、全て古典落語ではなく、師匠が全国の民話や法話や小説などをヒントに創作したり、翻案や改作したものも多くあります。
私が演らせていただいた「藪中の蕎麦」「救いの腕」「三井の貸し傘」「揺れるとき」は、お世辞抜きに名作だと思いますし、改作した「五百羅漢」にしても、後世に残しておきたいと思います。
そんな創作噺が、恐らく100以上あると思います。
高座本を注文する際には、どんな噺かが分からないので、キーワードから想像して頂戴していますが、手元に20冊以上の師匠創作の高座本があります。
「草鞋の裏」「石一つ」「父帰る」「高座の徳利」「指相撲」「胸の肉」・・・・。
古典をやりながら、師匠の創作噺にもチャレンジしてみようと思います。
とりあえず、「壁に耳あり」「奉加帳」「袋田の瀧」あたりも読んでみて、考えて行こうと思います。
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