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2019年7月30日 (火)

今夜は「藤圭子」で

昨夜は「三遊亭圓生・牡丹燈籠」でした。
今夜は、ひょんなことから、YouTubeにあった「藤圭子」を聴いてしまいました。
_20190730_2112173
昭和40年代半ばにデビューして、鮮烈なイメージの歌手でした。
暗いイメージで寡黙だったので、歌の上手さは抜群だし、楽曲そのものも良かったのですが、ちょっと不気味・・というか、引いて見ていた感じでした。
・・・しかし、改めて当時の映像を見ると、歌の上手さは物凄いものです。
そして、「こんなに美人だったのか?」と思いました。
何と言うか、「土屋太鳳」を少し細めに暗めにした感じです。
もっと、リアルタイムで聴いておけばよかったと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=r-jpeKTd4i8&list=PLHe4IBvK5QfziWfc6zkL8HFPbivlUXiYh&index=1
1960年代末から1970年代初頭にかけて、夜の世界に生きる女の情感を描いた暗く哀切な楽曲(怨歌)を、個性的なドスの効いたハスキーボイスと独特の凄みのある歌いまわしで歌唱し、その可憐な風貌とのギャップも相俟って一世を風靡した。
代表曲は「新宿の女」「女のブルース」「稽古の夢は夜ひらく」「京都から博多まで」など。
他の歌手のヒット曲なども幅広くカバーしており、多くの曲で本家を凌駕する歌唱力と表現力を発揮したと言われている。
若い人には「宇多田ヒカル」の母親と言った方が分かると思います。
残念ながら、6年前に62歳の若さで亡くなっているんですね。
・・・これも昭和なんですねぇ。

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