寺事(てらごと)
我が郷里は、山々が重なる中腹に集落が点在する・・、田舎の中の田舎です。
菩提寺は、総本山身延山の末の末の末の寺。
江戸時代は手習いや分教場としての場でもあり、村の中心だったはずですが・・・。
ところが、過疎化が進み、檀家の数はもう・・・風前の灯火。
今、全国で問題(悩みの種)になっていることが、身近にも当然起こっています。
檀家の集まりの護寺会の会長から、夏の奉仕作業の連絡がありました。
今月の最後の土曜日に、毎年行われている本堂や墓地の整備、草刈り作業等・・・。
父が亡くなってからは、作業には参加できないため、奉仕作業費を分担しています。
過疎化による檀家の減少と高齢化で、その作業の担い手も少なくなっているようです。
昔のような、村の生活や様々な仕組みは、もう機能しなくなっています。
参加出来ないので、お詫びの手紙を同封して、現金書留で送ることにしました。
「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経・・・」。
空家・墓守・・・・・。
さぁ、これからどうして行くんでしょうか。
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