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2019年7月 2日 (火)

正式発表

三遊亭金馬師匠親子の襲名が発表されました。
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三遊亭金時改め五代目三遊亭金馬。
四代目三遊亭金馬改め三遊亭金翁。
襲名は、2020年の秋、東京オリンピックの後です。
その時には、現金馬師匠は91歳です。
そう言えば、104歳の三味線奏者の女性がCDを発売したというニュースも見ました。
現役最年長104歳の長唄三味線奏者の杵屋響泉(きねやきょうせん)さんが、超遅咲きのCDデビュー。
10日には国立劇場で開かれる長唄協会の演奏会で半年ぶりに舞台に上がり、娘の杵屋六響さん、孫娘の杵屋和久さんと共演する予定。
・・・凄い・・。
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響泉さんは、明治から大正初期に活躍し歌舞伎座で三味線も勤めた五世杵屋勘五郎の長女。
幼くして死別した父から短期間、手ほどきを受けて長唄を始めた。
関東大震災や空襲も経験したが、神奈川県小田原市を拠点に演奏を続け後進を育成してきた。
100歳を超えて現役を続ける姿に感動したプロデューサーの依頼で昨年秋、父が作曲した「苧環」「多摩川」を始め4曲をスタジオ収録した。
録音時の数え年をタイトルにしたCDが4月に発売され、購入者から感想の手紙が届く。
「できないながらも一生懸命やりました。うれしゅうございます。仏様に向かってお礼を言っております」
これぞ、「人間」国宝ではありませんか?
それを思うと、金馬師匠もまだまだ若い、若い。

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