三遊亭ときんさん
三遊亭ときんさん。
週末の「The Last TEN」で、中心的な存在。
ツイッターなども拝見していて、非常にマメでお酒の好きな噺家さんのようなイメージがありました。
やはり、同年入門10人のユニット「TEN」の番頭格だったそうですから、さもありなんです。
私が、ときんさんを知るきっかけになったのは、かなり前のことですが、来年五代目金馬を襲名することが正式に決まった、師匠の金時さんを寄席で聴いた時でした。
マクラで、「最近は落語界でも大学卒が増えて来ました。私のところにも東京農大卒の弟子がいます」・・・。
「どうやら、"演芸"を"園芸"と勘違いして入門したようだ」というオチでした。
当時は、二つ目だったので、「時松」を名乗っていました。
それから、いつだったか、浅草演芸ホールの開場を待って並んでいたら、背中にバッグを背負って通りかかりました。
列の中に、お馴染みかご贔屓がいたようで、列に近づいて来て明るく挨拶をしていました。
「今日は、ここには出ないんですが・・」なんて言ってた気がします。
それから、数年前に、学士会落語會の例会の打ち上げだったと記憶していますが、そこで会話を交わしました。
ときん(当時は時松)さんと、仲良しの小八(当時はろべえ)さんが、仙台に行った時に、我が落研の部室を電撃訪問したという話題でした。
確か、生憎部室は不在で、部員たちと話すことは出来なかったようですが・・・。
そんな訳で、きになっている若手噺家さんでした。
久しぶりに、高座を聴いて、基本に忠実でしっかりしていて、「夏泥」というやや地味な噺でしたが良かった。
膝代わりで披露してくれたかっぽれも、例の「住吉踊り」で鍛えられたものです。
来年は、一門では大きなイベントがありますから、ますます楽しみになって来ました。
ときんさんの落語会は、どうも酒と銭湯と縁のある場所が多い気がしますが、注目して行きたいと思います。
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