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2019年6月18日 (火)

息子に感謝

嫌な事件が続いていて、犯人や被害者が30代~40代というパターンが目立ちます。
また、「8050問題」と言うのが盛んに言われ始めています。
「少子高齢化問題」だとか、かつての「2000年(Y2K)問題」とは違います。
「8020運動」とも違う。
様々な原因で、子ども(息子)が問題や犯罪を起こして(犯して)、親が代わって詫びるというパターン。
究極は、親が抑えきれなくなって、自らの出て子どもを殺す・・。
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昨日の、大阪での交番襲撃事件でも、ある程度高い社会的地位にある父親が、書面で詫びている。
親が悪い?本人が悪い?世の中が悪い?・・・・?
そんな単純なものでなくて、いつの時かどこかでボタンのかけちがいが起こってしまったんでしょう。
それにしても、子どもが30代~40代にもなって、マスコミに親が引っ張り出されて詫びるというのはどうか・・・?と思います。
昔で言えば、齢40は「不惑の歳」。
掛け目(値)だと、今の40歳は30歳前後かそこそこというところ?
それにしても・・・、みんな幼児化しているんだなぁ。
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さらに、マスコミは、犯人の昔のことや、昔の知人まで追いかけて、「信じられない」とか「感情の起伏が激しかった」だとか、小学校の卒業文集の「将来の夢」など・・・。
少なくとも、事件とはほとんど関係ないことまで、くだらないドラマ化している気がして、それがとても不愉快です。
もっと滑稽なのは、犯人の近影がないから、小学校の卒業アルバムの写真を使ったりして。
一方、親バカではありますが、我が家の子どもたちは、親父が立派でなかったから、「これじゃあダメだ」と思ったからか、実にしっかり育ってくれました。
子どもたち(特に息子)に感謝しなくてはいけません。
それに可愛い嫁と天使たちがいて、出来の悪い親父としては本当にありがたい。
「浜野矩随」のマクラで、「子どもを一人前にしたかったら、親父は少しだらしがない方が良い」と。
これは実に至言かもしれません。
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【8050問題】
「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題。
背景にあるのは子どもの「ひきこもり」。
ひきこもりという言葉が社会に出始めるようになった1980年代~90年代は若者の問題とされていたが、約30年が経ち、当時の若者が40代~50代、その親が70代~80代となり、長期高齢化。
こうした親子が社会的に孤立し、生活が立ち行かなくなる深刻なケースが目立ちはじめている。
本当に心から、息子(と嫁)に感謝です。

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