笑いの力
知人から教えてもらって、こんなツイートを見つけました。
・・・どこかは知りませんが、自分たちも被災している中で、避難所などで一席・・・という場面もあったことでしょう。
それにしても、「後輩よ、でかした」ですね。
「長屋の花見」は、ちょうど旬の噺でした。
被災地は花見どころではなかったから、きっと心に染み入ったことでしょう。
非常時の笑いは決して不謹慎ではない。
辛ければ辛いほど、なくてはならないものだと思います。
落研の創部の精神は「仙都に笑いを」でした。
形は違えど、しっかり「仙都に笑いを」届けてくれた訳です。
ところで、先代の柳家小さん師匠は、若い頃に軍隊に召集され、かの「2.26事件」に巻き込まれたそうですが、決起した兵隊さんの前で落語をやらされたそうです。
演目は「子ほめ」。
全く受けなかったそうです。
五代目柳家小さんは、徴兵されていた当時、2.26事件の反乱軍部隊に所属しており、立て篭もり中、落語をやらされた。
反乱中に、落語をやっても誰も笑わず、「おもしろくないぞ!」というやじに対して「そりゃそうです。やってる私だって面白くないんですから」と切り替えした。
これはさすがに洒落は通じなかった・・・?
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