お父さんの悲哀
新聞にこんな投稿があったそうです。
15歳の高校生の女の子の。
「パパのお嫁さんになる!」
⇒「母はなんでこんな人と結婚したんだろう?」
⇒「こんな人と絶対結婚したくない!」
⇒「それにしても父より良い人と結婚したい」・・・。
・・・10年でこの豹変ぶり。
だから、父親というのは、いつまでも昔のイメージを追いかけていないで、子ども(娘)の近くにいてはいけないんです。
"雄"としての仕事は、子どもを作る時と子どもを守らなくてはいけない幼い時で終わっていて、後は娘の前から消えていかないといけないんですよ。
いつまでも娘と仲が良い・・・は、幻想なんです。
そう思うことです。
またまた「浜野矩随」のマクラの一節。
「子どもってぇのは、母親には感情べったりでくっついてますが、父親のことは冷静に客観しますから・・・」と。
母親には「感情」、父親には「冷静」です。
だから、私はいつも1人。
慣れているから、寂しくも悲しくもありません。
それでいいのだ。
祇園精舎の鐘の音・・・。