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2019年6月25日 (火)

鏑木清方の絵

先日、鎌倉の「鏑木清方記念美術館」に行ったばかりなので、とても興味が湧きました。
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東京国立近代美術館は、情緒豊かな女性画で知られた鏑木清方(1878~1972年)の「築地明石町」を新たに収蔵したと発表。
個人が所蔵していた作品は40年以上、展覧会などで公開されず、「幻の名作」とされていた。
同館の主任研究員は「清方が画技のすべてをささげた『近代の見返り美人』」と話している。
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1927年制作の作品は縦173.5センチ、横74.0センチ。
帆船のマストを背景に、朝冷えに袖をかき合わせて振り返る女性が精密かつ自在に描かれている。
清方の代表作として繰り返し展覧会に出品されたものの、最後の公開は75年。
近年は「館の購入ターゲットのトップ」として所蔵者特定と、続く売買交渉が進められていた。
同作に続いて制作され、あわせて3部作となる「新富町」と「浜町河岸」も新収蔵。
銀座の画商を通して3点計5億4000万円で購入。
同館は3部作を11月1日~12月15日に特別公開。
清方の没後50年の2022年には、大規模な回顧展も同館と京都国立近代美術館で予定。
・・・三遊亭圓朝の肖像だけではない・・というより、美人画の第一人者らしい作品だと思います。
ちなみに、「三遊亭圓朝像」は1930年制作でした。

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