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2019年6月21日 (金)

孤独な死

昨夜は、途中からでしたが、ある女優さんを扱った番組を視聴してしまいました。
2009年8月、突如、報じられた女優・大原麗子さんの孤独死。
発見されたときには、すでに死後3日経っていた。
昨夜放送の「直撃!シンソウ坂上」(フジテレビ系)では、大原さんの死から10年が経った今、孤独死へと至った数々の真相と激動の人生を振り返った。
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私よりは一回りぐらい上ですが、大好きな女優さんの一人でした。
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1964年にNHKドラマ「幸福試験」でデビューした大原麗子さん。
1965年に高倉健さん主演の映画「網走番外地」でヒロイン、渥美清さん主演の映画「男はつらいよ」など多くの作品に出演。
1980年から10年にわたり放送されたお酒のCMで演じた、“勝ち気でキュートな和服美人”は大原さんのイメージそのものだった。
・・・「幸福試験」っていうドラマ、何となく覚えています。
テーマソングも、確か、最後のフレーズが、♪幸福試験、幸福試験、幸福試験~♪だったような・・。
1964年4月から1年間放映されていたそうです。
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人生にも入学試験と同じように、幸福になるための試験があると設定したほんわかホームドラマ。
NHKの新人オーディションに合格してデビューすることになった大原麗子の初出演作。
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しかし・・・、難病になったりしたこともあり、その後の人生は悲惨なものだったようです。
若い頃があまりにも華やかだったからなおさら・・・。
50代を迎えた頃、時代の流れと共に主演級のオファーは減り始め、納得のいかない仕事はすべて拒否。
撮影現場でも完璧な演技にこだわるあまり、脚本にダメ出しをするなど、やがて業界内では“扱いづらい”女優というイメージがつき、徐々に仕事が減り始める。
大原さんが当時、直しを入れた実際の台本を見ると、残っていた台本全てに書き直しとも言えるレベルの細かいセリフの修正がびっしりと入っていた。
いくら仕事が減っても、女優としてのプライドを貫いた大原さん。
しかし、「老い」の現実を感じていた大原さんは53歳の時に、「闇整形」という誤った決断をしてしまう。
手術は失敗。出演が決定していた映画も降板するしかなかった。
これを境に仕事は完全になくなり、4年の間、収入はほぼゼロに。
大原さんの周りにいた人たちも離れていってしまった。
そんな時、追い打ちをかけるように、難病の再発という、さらなるどん底へと突き落とす悲劇が襲う。
その頃には、母親の介護ものしかかり、仕事どころか外出することすらままならない状態に。
やがて、躁鬱病を患い複数の薬を大量摂取。
薬に頼れば頼るほど心と体がむしばまれる悪循環に陥り、自宅に引きこもる生活が続いた。
精神的に追い詰められていったことで、時間を問わず友人や仕事関係者に電話をかけ、何の脈絡もなく1、2時間にわたり悪態をつくようになり、周囲の人間は大原さんと距離を置くようになった。
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私は、一度だけ、地の大原さんを拝見したことがあります。
プライベートで、当時私が勤務していた青山のオフィスに来られたことがあり、ドキドキしながら遠目でお姿を拝見しました。
とにかく、美しい人でした。
渡瀬恒彦さんと結婚されていた頃だったかなぁ・・・。
何か、破滅的な芸人を見るような気がしました。

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