春風亭正太郎さん
先日の「はなし三夜」で聴かせていただいた噺家さんは、いずれも若手の有望株と言われて、既にコアなファンも多くついている人たちです。落語協会の公式HPに出ている写真に比べると、かなり恰幅が良くなっているようです。
初日の春風亭正太郎さんは、「船徳」と「かぼちゃ屋」を聴きました。
2004(平成16)年 明治学院大学文学部芸術学科卒業
2006(平成18)年4月 春風亭正朝に入門
2006(平成18)年11月 前座となる 前座名「正太郎」
2009(平成21)年11月 二ツ目昇進
そうか、師匠の正朝さんは、大学の先輩なんですね。
間もなく真打という立場で、高座にも重厚感があります。
あまり聴く機会は多くありませんでしたが、以前から気になる若手の1人でした。
さすがに、佇まいも声にも、良い意味で二つ目らしからぬところがあっていい。
「はなし三夜」みたいな、こじんまりした会場での落語会は、噺家さんとの距離が近くて、息遣いや表情、汗や唾の飛ぶところまで見ることが出来ます。
雰囲気も声も良く、表情も豊かで、真打間近を実感しましたが、「えぇ?」というのが多い気がしたのは、私だけでしょうか?
ところで、マクラで、御徒町駅から会場まで歩く春日通りの途中にある床屋さんの話題で大笑いしたのですが、この「無精床」の親方みたいな床屋さんを、2日目の向かう時に見つけました。
「あぁぁ、ここが、あの話に出て来た・・・」。
通り過ぎざまに店内を窺うと、マスクをした店員さんが2~3人いました。
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