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2019年6月23日 (日)

東京国立博物館

た東京国立博物館で開催されている「奈良大和四寺のみほとけ」を鑑賞することにしました。_20190623_1346222
良県北東部に所在する岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺は、いずれも7〜8世紀に創建された古刹で、きわめて魅力に富んだ仏像を伝えています。
奈良時代に流行した木心乾漆造の岡寺・義淵僧正坐像、平安時代初期の重厚な特色を備える室生寺・釈迦如来坐像、鎌倉時代に高度な技術で造られた長谷寺・十一面観音菩薩立像、安倍文殊院本尊の像内に納められていた文書など国宝4件、重要文化財9件を含む名品を展示します。
卓越した造形と厚い信仰を物語るみほとけをぜひご堪能ください。
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まだ始まったばすりで、それほど混雑はしていないようです。
奈良大和四寺・・・。
【岡寺】
古代政治の舞台、大和の飛鳥。
石舞台古墳などの多くの史跡を見下ろす高台に、岡寺はあります。
飛鳥時代後期から奈良時代にかけて活躍した高僧、義淵僧正によって開かれたと伝えられ、今回出品される天人文甎は、寺の創建が確かに義淵僧正の活躍期にさかのぼることを物語っています。
本尊は、奈良時代末に制作された、像高5メートル近くにおよぶ日本でもっとも大きな塑造の如意輪観音菩薩坐像です。
観音のご利益あらたかな霊場として名高く、四季折々の花が美しい寺には、厄除け祈願の参拝者が後を絶ちません。
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【室生寺】
室生寺は、室生川の清流に面した、急峻な山の斜面にたたずむ真言宗室生寺派の大本山です。
上流のうっそうとした木々の生える渓谷には、多くの洞窟が川に向かって暗い口を開いており、神秘的な雰囲気をたたえています。
これらの洞窟には龍神が棲むと信じられ、その霊験は遠く都にも聞こえていました。
奈良時代末期、こうした龍神信仰をもとに、室生寺は開かれました。
以降、室生寺の霊山幽谷には宗派を問わず多くの僧がおとずれ、独特の仏教文化がはぐくまれてきました。
寺に伝えられる多くの尊像は、この寺の深く豊かな歴史を雄弁に物語っています。
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多くの仏像の威容に驚かされます。
それから、いつ行っても、この博物館の大きさにも驚きます。
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【長谷寺】
長谷寺は、初瀬川の流れをのぞむ初瀬山の斜面に寺域が広がる、真言宗豊山派の総本山です。
川が急流となり渓谷をかたちづくるこの地域は、「こもりくの初瀬」と呼びならわされ、神々がすまう土地と考えられてきました。
こうした神々の聖地には、仏教の伝来以降、仏像が安置されるようになります。
10メートルを超える本尊十一面観音菩薩立像も奈良時代8世紀初頭につくられ、その後焼失、再興を繰り返し、古来、霊験あらたかな観音様として人々の篤い信仰を集めてきました。
春は桜と牡丹、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は冬牡丹と、境内の四季折々の彩りが参拝者の目を楽しませています。
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【安倍文殊院】
飛鳥時代の政変、蘇我氏が天智天皇と藤原鎌足によってほろぼされた乙巳の変があった645年に、左大臣安倍倉梯麻呂が安倍氏の氏寺として建てた寺です。
創建当時の本尊はわかりませんが、現在の本尊は、寺の移転とともに仏師快慶によってつくられた文殊五尊像です。
総高7メートルを超える文殊菩薩騎獅像は、日本三大文殊の一つとして知られています。E930ce4db17f4cd684a4f12971466c39
・・・たまにはね。温故知新・・かな。

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