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2019年5月22日 (水)

たのしい落語創作

面白そうな、余計なお世話のような本?
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こんな内容説明がありました。
新作落語の作り方から
オモシロオカシイ文章のつくり方を学んでみよう!
いままで考えなかった文章づくりのノウハウを開陳。
【落語の特長】
・短い(長いのもあるが基本は20 分程度。
 
原稿用紙で15 枚~ 20 枚)
・喋り言葉
・テーマはひとつ(ひとつの発想からストーリーを膨らませる)
・笑いどころが必ずある
・仕掛けなどのテクニックがいるものもある
・登場人物は2~4人程度
落語というと、八つぁん、熊さんが出て来て、長屋が舞台の話というイメージをもたれる方も多いはず。
「現代」を語る新作落語もあるんです。
とはいえ、八つぁんや熊さんが、会社員の田中さんとか鈴木さんになっただけで、たいした違いはない。
いいえ、そんなことはない。
「落語は時代の写し鏡」といわれるように、時代の「いま」を捉えた作品がつくられてきました。
それらの作品には、落語家や作者の感性で、「笑い」や「感動」を生み出しています。
もちろん、
とりあげる題材は、八つぁん、熊さんでもいい。
古典落語のような新作落語もあっていい。
爆笑モノでなくてもいい。
SF、ホラー、ナンセンス、下ネタ、感動話、なんでもアリなのが落語です。
そうはいっても、なかなか納得のゆかない方もいるでしょう。
まずは新作落語とは何かを簡単に説明します。
そこに、あなたの書きたいもののヒントがあれば書いてください。
落語のはじまりは、江戸時代・中期、富裕町人や文化人たちがオモシロオカシイ話を持ち寄って披露したことが原点です。
当時ですでに、オモシロオカシイ話のつくり方のハウツー本も出ていました。
本書は、新作落語とは何か、新作落語のつくり方、そしてそこから学ぶオモシロオカシイ文章のつくり方を考える一冊です。
あなたの創作のヒントになれば幸甚!
・・・参考にさせてもらいましょうか?

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