遺族の気持ち
身勝手な男の起こした凄惨な事件で犠牲になった被害者の遺族。
周囲のお悔やみの言葉など、慰めにもならないでしょう。
とにかく、筆舌に尽くし難い心情を察して、静かにしている(見守る)のが人の道だと思います。
被害者の遺族の方のコメント。
「突然のこと過ぎて、深い悲しみの中にあります。今は何も考えられない状態です。そのため、とても取材などには応じられません。どうか取材などは、お控えくださるようお願いいたします」。
本来ならば、コメントなど求めたりするものではないし、仮に衝撃と悲しみを振り絞るようにお出しになるなら、「突然のこと過ぎて、深い悲しみの中にあります。今は何も考えられない状態です」で言い尽くされるものと思います。
ところが、「とても取材などには応じられません。どうか取材などは、お控えくださるようお願いいたします」とまで言わざるを得ないことに対して、マスコミはどう考えるでしょう。
聞けば、昨日の被害者の児童たちが通っていた小学校の記者会見で、学校側からマスコミの報道を控えるよう強く申し出のあった部分の音声を小さくして、聞こえないようにして放送したテレビ局もあったそうですから、もう何をか言わんです。
本当に腹が立ちます。