はな平さんの「子ほめ」
ゴールデンウィークに寄席の開口一番で聴いた林家はな平さんの「子ほめ」。
はな平さんのことはあまり存じ上げませんが、確か、落語っ子連の窓口さんが、「学生(落研)時代のはな平さんを聴いたことがあって、図抜けて上手いと思ったけれども、やはりプロになっていたんだね」と仰っていた気がします。
オーソドックスな作り方で、奇をてらったところがないので、非常に好感が持てました。
私の持ちネタで、私のは、前座(小駒)時代の現金原亭馬生師匠ベースにしています。
圓窓師匠には、現代では「数え年」ではないので、生まれて7日目(お七夜)は1歳というのが分からなくなっているから、オチを考えないといけないと言われ、オリジナルのオチにしました。
「どう見てもタダみたいだ」「どう見ても半分でございます」ではないもの・・・。
確かに、この連休中は「子ほめ」と「狸札」を聴きましたが、窓口さんの評は当たっていました。
「狸札」では、手拭いを10円札に見せる時に、頭と足が逆になっていると心配していたら、しっかり「枕が足の方になってる」と言う台詞を入れました。
これは、端からの読みか、咄嗟の機転か・・・?
前者であって欲しいと思いました。
« 確か・・今日は・・ | トップページ | 市馬会長の「花筏」 »
「噺家さん・芸人さん」カテゴリの記事
- 圓朝忌(2020.08.11)
- 三遊亭金馬師匠(2020.07.23)
- 【朗報】九代目春風亭柳枝誕生!(2020.07.06)
- 林家正雀 正本芝居噺の会(2020.06.28)
- オンライン寄席の時代?(2020.06.26)