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2019年5月31日 (金)

禁演落語を聴く会

落語会も、色々テーマを考えるものです。
「禁演落語を聴く会」というの落語会も、知る人ならば、どんな趣向なのかは見当がつきます。
9月30日(月)の夜は・・・、大阪かなぁ?
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浅草の本法寺は、落語との繋がりが強い日蓮宗のお寺です。
境内には「はなし塚」があります。
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建立された昭和16年10月。
当時の日本は太平洋戦争へと向かう戦時下にあり、各種芸能団体は、演題種目について自粛を強いられていた。
落語界では、演題を甲・乙・丙・丁の四種に分類し、丁種には時局にあわないものとして花柳界、酒、妾に関する囃、廓囃等五十三種を選び、「禁演落語」として発表、自粛の姿勢を示した。
この中には江戸文芸の名作といわれた「明烏」「五人廻し」「木乃伊取」等を含み、高座から聴けなくなった。
「はなし塚」は、これらと落語界先輩の霊を弔うため、当時の講談落語協会、小咄を作る会、落語講談家一堂、落語定席席主が建立したもので、塚には禁演となった落語の台本等が納められた。
戦後の昭和21年9月、塚の前で「禁演落語復活祭」が行われ、それまで納められていたものに替えて、戦時中の台本などが納められた。(台東区教育委員会)
「はなし塚」の碑文。
昨秋9月東京落語家全員は、園家新体制に即応し53種の落語禁演を自粛協定して職域奉公の実を興げたり、今是を紀念し併せて葬られたる名作を弔ひ尚古今小噺等過去文芸を供養する為詳細記録類を埋めて建碑し以て菩提に資すと再云。
南無妙法蓮華経      
  紀元二六〇一年 花四月   昭和十六年巳

  講談落語協會落語部員一同  東京色物演藝場席主一同
  小咄を作る會員有志一同
「禁演落語」53席。
1  明烏      2  粟餅      3  磯の鮑
4  居残り佐平次  5  お茶汲み    6  お見立て
7  親子茶屋    8  首ったけ    9  廓大学
10 五人廻し    11 子別れ     12 三助の遊び
13 三人片輪    14 三人息子    15 三枚起請
16 品川心中    17 お祓い     18 高尾
19 辰巳の辻占   20 付き馬     21 突落し
22 搗屋無間    23 つるつる    24 とんちき
25 二階ぞめき   26 錦の袈裟    27 にせきん
28 白銅      29 ひねりや    30 文違い
31 坊主の遊び   32 万歳の遊び   33 木乃伊取り
34 山崎屋     35 よかちょろ   36 六尺棒
37 権助提灯    38 一つ穴     39 星野屋
40 悋気の独楽   41 城木屋     42 引越の夢
43 包丁      44 氏子中     45 紙入
46 駒       47 葛の間男    48 蛙茶番
49 疝気の虫    50 不動坊     51 宮戸川
52 目薬      53 後生鰻
・・・だから、「禁演落語を聴く会」だから、演目は全て、この中の噺ということですね。
いつの世にも、自主規制とか自粛とか忖度があるんですね。
今でも時々、周りが見えずに、自分勝手におかしなことをやる自粛や忖度があります。

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