「五百羅漢」の高座本
老人性なんとかの症状が出て紛失した「五百羅漢」の高座本。
大阪のホテルかオフィスに置き忘れていないかと、一縷の望みをかけていましたが、やはり見当たりませんでした。
どこへ行ったんだろう? あとは「1人カラオケ」?
紛失したのは残念だし、師匠にも大変申し訳なく思いますが、実はあまり落胆していないと言うのが正直なところ。
色々な書き込みやマーカーでラインを引いていますが、そもそも暗記している訳ではないので、高座本がなくて困るということはありません。
むしろ、全て台詞で噺を進めようとしているので、細かいことは気にせず、自分の言葉の引き出しを使います。
明日の稽古では、ぶっつけ本番でやってみます。
恐らく、しどろもどろになると思いますが、それで良い。
あと1週間、仕上げる時間は十分ありますから。
これも、私の落語を作り上げるプロセスで、高座本を「落語上達の神様」が敢えてお隠しになったのかもしれません。
そういうことにしておきましょう。
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