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2019年4月 5日 (金)

固辞、辞退・・・

先月末に現役引退を表明した米大リーグ・マリナーズのイチロー選手が、政府が授与する方向で検討していた国民栄誉賞を辞退すると伝えていたそうです。
固辞するのは、これで3度目。
今回の理由は明らかになっていませんが、今後も野球界に関わっていく強い意思を示したものとみられるそうです。
実現すれば、「令和」の受賞第1号だったでしょうが。
イチロー選手は日米通算4367安打、10年連続200本安打、メジャーリーグのシーズン最多安打記録を更新するなど野球界で輝かしい実績を残していますから、政府はこれまで、小泉内閣時代の2001年と04年の2度、国民栄誉賞を打診しましたが、「野球生活を終わった時に、もしいただけるのであれば、大変ありがたい」などと固辞されていました。
イチロー選手の生き様、こだわりと言うことでしょう。
・・・昔の人は、勲章だとか、褒章だとか、賞状を貰って、それを他人が見えるところに飾りたがりましたが、もうそういう時代でもないのかもしれません。
それにしても、最近、やや国民栄誉賞連発過多だと思います。
これで辞退者が出ると、さらにそのバリューも悩ましくなる。
かつて、大相撲の横綱千代の富士(九重親方)も辞退しました。
国民栄誉賞だけでなく、県(市町村)民栄誉賞とか、名誉県(市町村)民なども、かなり乱発されている気がします。
ただ、それはあくまでもローカルなことですから、それぞれこれはありでしょう。

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