ノートルダム大聖堂火災
フランスのノートルダム大聖堂が燃えているそうです。
世界的な観光名所ノートルダム寺院(Notre Dame Cathedral)で大規模な火災が発生。
火災により同寺院の尖塔が崩壊。
1000年近い歴史を持つ寺院とその貴重な芸術作品の数々の将来が危惧されている。
火災はフランスのカトリック教徒らがイースター(Easter、復活祭)を控える中で発生。
ノートルダム寺院からは炎と大量の煙が立ち上り、パリ市民や観光客らは戦慄の表情を浮かべてその様子を見守った。
火災は15日午後6時50分ごろ(日本時間16日午前1時50分ごろ)発生し、炎により屋根を支えていた木製構造物が破壊された。
同寺院で行われていた修復作業と「関連している可能性」がある。
パリ副市長はテレビ局BFM TVに対し、尖塔は「内側に崩れ落ちた」と説明。
寺院は「甚大な損傷」を受けたとし、救援隊員らが「救い出せるすべての芸術作品を救う」ために奔走していると述べた。
日本なら、今日との寺院が火災で焼失するようなものです。
建物だけでなく、所蔵されている芸術作品の被害が心配です。
火は怖い、火事は恐ろしい。
江戸城の天守など、自火ではなく、江戸中をなめつくした振袖火事の類焼だった訳ですから。
【ノートルダム大聖堂】
フランスの首都パリ中心部のシテ島にある聖母マリアにささげられた大聖堂。
1163年に着工され、約200年の月日を経て1345年に完成。
ゴシック建築を代表する建物として知られ、1991年に「パリのセーヌ河岸」という名称で周辺の文化遺産とともに世界遺産に登録。
1804年に皇帝ナポレオン1世が戴冠式を行ったほか、1831年にビクトル・ユーゴーが発表した小説「ノートルダム・ド・パリ(ノートルダムのせむし男)」の舞台にもなった。
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