そりゃ怒りますよ
歌太郎さんが、怒りの?ツイートをしていましたよ。
以前ウチに届いたチラシが1枚目。
すみません、直しましたと2枚目。
〇〇亭さんよ、ナメとるのか。
ウケ狙いなんか?
某落語会のチラシ。
出演者の写真と名前が入っています。
よぉく見ると、「三遊亭歌太郎」さんと「春風亭正太郎」さんの写真(名前)が入れ替わっています。
こりゃぁ当然、訂正するように言いますよね。
そして、"訂正"された後のがこれです。
???「春風亭歌太郎」さんと「三遊亭正太郎」さんになっている。
こんな名前の噺家さんはいませんよ。
これを見たら、ご本人が怒るのは無理もないと思います。
「おいおい、名前が逆だよ」とでも言ったんでしょう。
それを素直に亭号はそのままで名前だけ入れ替えたという。
笑うに笑えない・・、大きなミスの連発です。
私たちは普段何気なく高座名を見ていますが、無意識に字面がインプットされていて、「三遊亭正太郎」「春風亭歌太郎」を見た時に、何となく違和感を感じます。
「歌」と「正」は、それぞれの師匠の一文字をいただいたもの。
歌太郎さんの師匠は「三遊亭歌武蔵」師匠、正太郎さんの師匠は「春風亭正朝」師匠です。
ちょっと洒落になりませんね。
このツイートに、あの古今亭菊之丞さんがリツイート。
落語に愛の無い、ただの道具としてやってる席亭の会は、出るのをやめちまうに限る。
せいせいするよ。
・・・かなりのお怒りよう。
面白いのは(失礼)、菊之丞さんは、ツイートに「いいね!」して、それで怒ってるという。
SNSも、「いいね!」だけでなく、「読んだ!」とか「怒った!」なんていうのも作ったらいいのにと思う今日この頃。
(話を戻して)そりゃそうですよ。怒りますよ。
名前なんて一番肝心なことですから。
・・・ご本人たちだけでなく、このチラシに映っている芸人さんたちも全員が、いやぁな気分でしょうね。
信用を積み上げるのは大変ですが、失うのは一瞬です。
それが世の中の理、だから細心の注意が必要なんです。
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