ランチ
虎ノ門周辺はオフィス街で、霞ヶ関の官庁街とも接していますので、飲み食いする場所には困りません。
ここのところ、コンビニ弁当でなく、街に出て外食をしています。
今日ブラブラしていて、何気なく入った和食の店。
「豊洲市場直送の・・・」が謳い文句のようです。
ランチは、海鮮丼(グレードが3種類)とフライ定食と天ぷら定食がメインのようです。
あれっ?
この場所は、以前から飲食店が出店していて、ちょっと前は蕎麦屋だった気がします。
蕎麦のトッピングが焼鳥だったりして、ちょっと風変わりな店でしたが、やはり長続きしなかったんだ。
ということで、この店はまだ開店(オープン)したばかりの様子。
店の入り口の脇の焼鳥を焼いていた場所で、どうやら天ぷらを揚げているみたいです。
厨房に料理人が2人、天ぷら(フライ系)担当と魚(刺身系)担当のようです。
あと男女2人が、注文を受けたり、配膳したり、会計をしたり・・・。
それぞれの手際や連携も、まだ慣れていない様子でした。
席が空いていたので入って、天ぷら定食を注文しました。
狭い店内、狭いカウンターに、こんな形で運ばれて来ました。
んっ?
この並べ方は、少なくとも昭和の時代ならば「喝!」ものでしょう。
んっ?
"カツ"ではなくて"天ぷら"でしたが。
平成になると、マナーや形に頓着がなくなり、これでも良くなってしまったのでしょう。
早速、狭いカウンターで、180度回転させて、ごはんとみそ汁の位置を交替しました。
天ぷらが、野菜と魚と肉で9種類、コストパフォーマンスは悪くありませんでしたが。
でも、やはり、並べ方はしっかりして欲しいなぁ。
令和の時代は、乱れたマナーを直しましょう。
和食の並べ方の基本を調べてみました。
栄養も考えて「一汁三菜」が理想的な食卓と考えられています。
~一汁三菜~
1、主食:白いごはんや炊き込みごはん等
2、一汁:お味噌汁やお吸い物等
3、主菜:お刺身、焼き物、揚げ物、蒸し物、煮物等
4、副菜:煮物、蒸し物、和え物、焼き物等
5、副副菜:和え物、煮物等
(ちなみに、漬物は副副菜に数えません)
この基本形がわかっていれば、あとはこれをベースに応用していくだけです。
主菜に肉料理や焼き魚をもっていったり、副菜に豆腐をもっていったり、季節や好みでアレンジできます。
「箸」は一番手前に置きます。
1、主食のごはんは、左手前。
2、汁は、右手前。
3、主菜は、右奥。
4、副菜は、左奥。
5、副副菜は、中央。
・・・そうですよね。こう教わりました。
それにしても、医師から「脂っこい物は少し控えて」って、ついさっき言われたばかりなのに。