2人の官房長官
新元号を発表する、時の官房長官。
通常の記者会見と異なり、ピリピリの緊張の中で。
「平成」の小渕官房長官(当時)の顔が、図らずも名実共に全国区になりました。
従って、今回の「令和」の菅官房長官は、ガチガチでした。
「平成」の時は、昭和天皇が崩御されてから、突然の展開でしたから、慌ただしさも今回の比ではなかったことでしょう。
そもそも、喪に服する中でしたし。
「平成」と墨書した紙を入れる額も、急遽間に合わせた・・なんてことも言われています。
それに比べると、今回は、事前の準備も出来、スケジュールも分刻みで進行して行きました。
墨書を入れた額も・・・それなりになっていました。
さらに、バカなマスコミの大騒ぎも加わり、とんでもないイベントになってしまいました。
街では、号外を奪い合うという・・・、これまた民度が疑われる騒動が各地であったりして。
・・・これだけ情報化社会で、号外なんて要らないと思います。
「平成」の記者会見では、官房長官は着席していました。
その後、恐らく、アメリカのやり方を模倣して、記者会見は立って行うことになり、今回は立ったままでした。
最初、新元号が「れいわ」でなく、「めいわ」と聞こえました。
官房長官の滑舌が悪かった・・?
いっそのこと、「れ」の発音を、少し巻き舌にすれば分かりやすかったのに。