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2019年4月22日 (月)

嬉しかったこと

おひろめ寄席には、落語っ子連のメンバーも、私以外2名出演しました。
「蝶九」さんは、複数参加している連の「天祖亭」の代表として。
私も、「千早亭」の代表として。
そして、百梅さんは「三流亭」の代表として。
他の連の出演者と比べてどうこうということではなく、2人の高座はとても立派でした。
蝶九さんは、開口一番を飄々とこなしてくれました。
4月から転勤で職場が変わり、前日の土曜日も仕事だったそうで忙しい中にも拘わらず、気合いの袴姿で「牛ほめ」を熱演。
仕草も語りも丁寧で、とても良かったと思います。
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そして、主催連ではない落語っ子連(三流亭)はゲスト出演ということで、百梅さんの「紙入れ」。
何度か高座にかけている噺で、安心して聴いていられます。
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蝶九さんと百梅さんの高座は、特にじっくり聴きました。
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百梅さんは非常に研究熱心で、師匠や我々のコメントやアドバイスなどにも素直に反応してくれます。
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今回感心したのは、オチを言った後のお辞儀の素晴らしさ。
「そや寄席」の楽屋だとか落語っ子連の稽古の時に、高座へ上がる時と下りる時の仕草、特にお辞儀の仕方を意識しようと声をかけました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2019/03/post-8268.html
落語は舞台の袖から出て、客席に見えるようになった瞬間から始まります。
お辞儀がとても良かったので、終わってすぐに感想を伝えると、やはりかなり意識していたそうです。
師匠にも「百梅さんのお辞儀がきれいでした」と報告。
一事が万事で、我が落語っ子連の高座の佇まいは、自画自賛しても良いと思いました。

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